modoのテクスチャをフォールオフで制御する表現について書いてみたいと思います。
フォールオフはアニメーションのタイミング、パーティクルの制御、ダイナミクスのトリガーなどに使用することができますが、テクスチャの不透明度を制御することもできて便利です。
マイクロポリゴンディスプレイスメントと組み合わせると、地形のようなモデリングやエフェクトを作成することができます。
リニアフォールオフ
スケマティックはこんな感じ。Constantは単色で塗りつぶすレイヤーです。
ラジアルフォールオフ
スケマティックはこんな感じ。フォールオフの重ねがけ。
カーブフォールオフ
スケマティックはこんな感じ。
カーブフォールオフはmodo 13.2で追加された便利なフォールオフです。「長さに沿ってフォールオフ」など気の利いたパラメータがはじめから用意されてます。
シェーダーツリーはこんな感じ。
レンダリングが遅いときはマイクロポリゴンディスプレイスメントの「ディスプレースメント評価間隔」に0.5や1.0Pixelsなど大きな値を設定すると軽くなります。ただし形状が荒くなります。
カーブプローブ
これまでもカーブプローブやスプラインフォールオフを使用すればカーブフォールオフのような表現ができましたが、セットアップが少し面倒でした。カーブフォールオフを使用すると手軽にカーブを使用した表現ができるようになります。