たまにしかインストールしないので、GoZ for Modoのインストール方法をメモしときます。今回はmodo 14.0とZBrush 2020.1を使用しました。
GoZ for Modoのインストール方法
GoZ for Modoとは
GoZはmodoとZBrush間でメッシュやテクスチャをワンクリックで転送できる便利ツールです。901以前はPixologicがmodo用のGoZを開発していましたが、10.1以降はFoundryがGoZを開発しています。
modo 10.1以降用のインストーラー
http://modogroup.jp/modo/free_kits/goz
modo 901 用のインストーラー
GoZ for Modo インストール手順
インストールの流れは以下の通りです。
- ZBrushのインストール
- GoZ for Modoのインストール
- GoZで使用するmodoのパスを設定
1. ZBrushのインストール
GoZを使用するにはZBrushとmodoがインストールされている必要があります。
2. GoZ for Modoのインストール
GoZ_win.exeを使用してGoZ for Modoをインストールします。
3. GoZで使用するmodoのパスを設定
ZBrushを起動して「環境設定」で「Path to Modo(New)」をクリックし、一覧から使用するmodo バージョンを選択します。
ZBrushを再起動すればGoZが使用できるようになります。
GoZ for Modoがインストールされていない場合は、「Path to Modo(New)」は表示されません。ZBrushを起動した状態でGoZ for Modoをインストールした場合は、ZBrushを再起動する必要があります。
Mayaや3dsMaxはmodoと異なり、ZBrushのパス設定ボタンからGoZインストーラを起動することができます。
GoZ for Modoの使用方法
modoからZBrush
GoZ for ModoがmodoのKitパスにインストールされている場合、「modoツールバー」の右端にあるキットボタン内にGoZが表示されます。
適当にTeapotを作成してGoZボタンを押すと、ZBrushにTeapotを転送することができます。
ZBrushからmodo
ZBrushからmodoへデータを転送するにはGoZボタンを押せばいいのですが、せっかくなのでmodoから転送したTeapotを「ディバイド」して適当にスカルプトしてみます。
スカルプトが完了したら「SubDiv」を1にして「ディスプレイスメントマップ作製」を実行します。
「ツール」のGoZボタン押すと、modoにTeapotとディスプレイスメントマップが転送されます。modoのデフォルトのレンダリング設定では「マイクロポリゴンディスプレイスメント」の評価間隔が荒いので、小さな値を設定します。
新規シーンにGoZした場合、アイテムとマテリアルは「Teapot_GoZ」のようなグループにまとめられます。
GoZの保存先のディレクトリ
GoZで使用されるマップやメッシュのデータは以下のディレクトリに保存されています。
C:\Users\Public\Pixologic\GoZProjects\Default
GoZをインストールしておくとメッシュとマップを転送することができるので便利です。