modoのパーティクルでアイテムを切り替える方法について書いてみます。
衝突でアイテム切り替え
スケマティックはこんな感じです。Particle Operatorの「アイテム」と「衝突カウント」を使用します。
「アイテム」はReplicatorが複製するアイテムを指定することができるチャンネルです。Replicatorに接続されたアイテムは0~1の通し番号が自動的に割り当てられます。「アイテム」に複製したいアイテムに対応した値を指定することで、自由にアイテムを切り替えることができます。
「衝突カウント」は物理演算でコリジョンと衝突した回数をカウントアップするチャンネルです。
スケマティックでは「衝突カウント」をReplicatorに接続しているアイテムの数、4で割った値を「アイテム」に入力することで、コリジョンと衝突するたびにアイテムが切り替わるようにしています。
フォールオフでアイテム切り替え
スケマティックはこんな感じです。Falloff Probeと条件式を使用して、フォールオフ内にあるパーティクルの「アイテム」値を変更します。
Falloff Probeはフォールとパーティクルの位置関係に応じて値を出力するノードです。条件式ノードは値Aと値Bを比較して、条件に合う場合は任意の値を出力することができます。
このサンプルではフォールオフの範囲内にあるパーティクルがある場合は、アイテムに対応した値を出力することでアイテムを切り替えてます。
Particle Operatorの「アイテム」を使えばLODのように距離に応じてアイテムを切り替えたり、アイテム切り替えによるアニメーションができるようになります。
modoのパーティクルはアイテムの切り替えやモーフの切り替えができるので自由度が高くていいですね。