Windows 10で非アクティブのウィンドウ色を変更する方法について書いてみます。
概要
Windows 10 で配色にダークモードが追加されました。しかし、ウィンドウのアクセントカラーを設定していても、非アクティブのウィンドウ色は暗いグレー色固定です。ウィンドウが重なってると、どこがタイトルバーなのか判別しにくく誤操作が発生しやすくて困ります。
非アクティブのウィンドウに好きな色を設定することで、ウィンドウの視認性を向上させることができます。
非アクティブのウィンドウ色を変更する方法
非アクティブのウィンドウ色を変更するには、レジストリエディーターで値を追加する必要があります。
1.レジストリエディーターに以下のパスをペーストしてEnter、DWMキーに移動します。
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\DWM
2.右クリックメニューから「DWORD (32ビット)値」を追加します。
3.追加した値を「AccentColorInactive」にリネームします。値をダブルクリックして、ダイアログの「値のデータ」に16進数で色を入力します。
PhotoShopなど一般的なグラフィックソフトでは16進数で色はRRGGBB順ですが、BBGGRRで入力する必要があるらしいです。最初に変更したい色を設定して、ずれた色相ぶん色相シフトした値を入力した方が編集しやすかったです。
設定が完了すると、ウィンドウの非アクティブ色が変わってることが確認できます。