Maya 2025.1がリリースされました。
https://help.autodesk.com/view/MAYAUL/2025/JPN/?guid=GUID-17799E4D-3691-41B1-8B19-6D6B7E281393
モデリングの新機能
Maya のスマート押し出しの更新
- アクティブな場合にビューポート内のマニピュレータの上にアイコンを表示するようになり、移動ツールマニピュレータと区別しやすくなりました。
- ポリゴン モデリング ツールキットからアクセスできるようになりました。
- 移動、回転、スケールツールからのマニピュレータとピボットの継承が改善されました。
- 操作のパフォーマンス、信頼性、安定性が向上しました。
アニメーションの新機能
グラフ エディタ(Graph Editor)でのカーソル中心のズーム
- カーソルの位置に基づいてグラフ ビューを拡大できるようになりました。
プレイブラストの露光とガンマのサポート
パネル(Panel)ツールバーのカラー管理ボタンを使用します。
注: 立体視カメラとカメラ シーケンサは、現在、露光/ガンマ設定をサポートしていません。
タイム スライダの色分けされたキーの更新
改善前
改善後。キー番号の下に色分けされたキーが表示される。
ドープシートエディタの改善点
サウンド
複数のオーディオ トラックがサポートされるようになり、ビュー領域の上部にそれぞれの波形が表示されます。
ズームと画面移動の改善
カーソルの位置に基づいて拡大および縮小できるようになりました。
選択の改善点
[Shift]キーを押しながら複数のキー値を選択して更新
密集したキーの選択の改善
キーを選択ツールが改善され、多数のキーが密集している領域で、正確に作業できるようになりました。
改善前
改善後
移動ツールの選択の改善
以前は、移動ツール を使用しているときにアトリビュートを選択すると、対応するすべてのサブアトリビュートが選択され、アトリビュートを個別に選択することはできませんでした。現在は、選択が正しく更新されます。
時間スナップによるスナップを無効にする
時間スナップオプションがツールバーに追加されました。
チャネルのベイク処理オプション
選択したキーによって定義された範囲内のキーをベイク処理できます。
チャネル セットの読み込み/書き出し
チャネル セットの読み込みや書き出しを行ってシーン間で共有できるようになりました。ドープシートのアウトライナ内で右クリックし、コンテキスト メニューから読み込みオプションおよび書き出しオプションを選択します。
評価マネージャ操作のサポート
ドープシートエディタで評価マネージャの操作がサポートされるようになり、評価ツールキットの操作オプションを使用してキー操作をすばやく実行できるようになりました。
USD for Maya 0.28 プラグイン
レイヤ ロック
レイヤ ロック機能が導入されました。間違ったレイヤで編集することなく、安心して作業できるようになりました。
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- USD レイヤ エディタのロック アイコンを使用して、1 つまたは複数のレイヤをロックするか、ロック解除することができます。
- このロック状態は Maya データの一部として保存され、プロジェクトを再度開いた後も維持されます。
- 管理者は、システムレベルのロックをレイヤに強制し、標準ユーザがロック解除できないようにすることができます。これは、MEL または Python スクリプトを使用するか、ディスク上の USD ファイルをロックすることで実行できます。システムロックされたレイヤは、無効になっているロック アイコンによって簡単に識別できます。システム ロックは、Maya データの一部として保存されないことに注意してください。
Bifrost 2.10.0.0
Bifrost 2.10.0.0 には、新しいノード ライブラリ、リギング ノード、更新された SDK などが含まれています。
- ノード ライブラリでドラッグ アンド ドロップするか、ダブルクリックすると、グラフにノードを追加できます。
- 新しいノード セットを使用すると、Bifrost でリギング ワークフローの実現可能性について早い段階で確認することができます。
- Executor SDK により、Bifrost をカスタム アプリケーションに統合できます。
- Bifrost Geometry SDK は、さまざまなジオメトリ表現のアクセシビリティと簡単な解釈に重点を置いています。グラフによって処理または生成された Bifrost Geometry データにアクセスできるため、ユーザはジオメトリの作成や修正を行うこともできます。この SDK では、既存の Operator SDK と新しい Executor SDK の両方を組み合わせて使用することができます。
- Python ベースのプラグインの早期アクセス版である BifrostUSDExamples には、汎用およびコンポーネントの USD ワークフローの両方にメニューベースのオプションが用意されています。
- さらに、その他多くの新しいノードとサンプル グラフがあります。
LookdevX for Maya 1.4.0 プラグイン
ノード ライブラリ、入力ノードを非表示にする機能など、ワークフローを合理化するのに役立つ新機能が導入されました。
- 入力ノードを非表示にする
- ノード ライブラリ
- アウトライナとビューポートのマテリアルの割り当てメニュー
- ボリュームシェーダのサポート
- Arnold マテリアルのビューポートのサポート
Arnold for Maya 5.4.1.2
Intel Open Image Denoise (OIDN) を使用した既定のノイズ除去
新しいシーンに Intel Open Image Denoiserイメージャが既定で追加されるようになりました。
Arnold レンダー ビュー スナップショットの改善点
- Arnold RenderView でホットキー[S]を押すとスナップショットが保存されます。
- スナップショット ボタンの UI が改善されました。
- 2 番目のスナップショットを選択するときに、[Ctrl]キーを使用して同じ解像度のスナップショットを比較できるようになりました。
- [Shift]キーを使用して複数のスナップショットを選択したり、[Del]キーを使用して複数の選択されたスナップショットを削除できるようになりました。
アトリビュートエディタでの OSL 列挙型のサポート
OSL コード ノードの ENUM タイプのシェーダ パラメータは、使用可能なオプションを含むコンボ ボックスを作成します。
その他の機能強化
- aiRampRgb に追加された新しいプリセット
- 新しい aiVolume ノードの作成時に割り当てられた aiStandardVolume
- Intel Open Image Denoise をバージョン 2.2.2 に更新
- Optix デノイザーがプログレッシブな負の AA パスで動作
- MaterialX ノードの定義
- OCIO 環境変数の優先順位
- プロシージャル ビューポート API でのカーブ
USD の機能強化
- USD カメラのサポートを改善
- USD ステージのカメラがレンダー ビュー カメラ リストに表示されます
- バッチでレンダリングする場合、UFE カメラ パスを使用できます
- USD ステージ カメラが「既定」または「レンダリング」の目的に設定されている場合、Render Settings に一覧表示されます
- カスタム プロシージャルのライト リンク
- ツールチップの改善点
- イメージャ ノードのサポー
- ArnoldOptions の UsdRenderSettings としての書き出し
- ポイントの速度モーション ブラー
- 透過レイ深度の既定の設定を改善
API の変更点
イメージャにパブリック API を使用できるようになりました。これにより、Arnold のカスタム イメージャとサードパーティのイメージャのサポートが追加されました。
Substance 3.0.0
オープンソースの新しい Substance 3D Connector テクノロジが導入されています。Substance 3D Connector を使用すると、Substance 3D Sampler から Maya にシェーダを転送するための送信先ワークフローを実行できます。
その他の新機能
- OpenColorIO はバージョン 2.3.2 に更新されました。
- Flow Retopology for Maya 、Autodesk Account からダウンロード。