国産の3Dモデラー「Metasequoia 4」のStandard版相当の機能が無償化されました。またEX版が値下げされました。無料のソフトが台頭してきた事による方針転換のようですね。
- Metasequoia 4 Standard 5,500円を無償化
- Metasequoia 4 EX 20,350円を 12,100円に値下げ
Metasequoia 4 Ver4.9.0リリース & Standard版無償化について
Metasequoia 4 Ver4.9.0をリリースしました。
本バージョンから、無償利用時においてもStandard版相当の機能を使用できるようになりました。
これにより、主なものとして下記の機能が商用・非商用目的を問わず誰でもご利用いただけます。
- ボーン
- モーフ
- パストレーシングレンダリング(解像度制限あり)
- プラグイン
- Pythonスクリプト
- STLやglTF、VRMなどの各ファイル形式の入出力
レンダリングの解像度制限や、FBX/PLYなどの一部ファイル形式の入出力など、EX版との機能差は引き続き継続されます。無料利用のみならず、EX版のご利用もご検討いただけば幸いです。具体的な機能差はエディション間比較をご覧ください。
その他の変更点は不具合修正のみとなっております。詳細はリリースノートをご覧ください。
Standard版販売終了とEX版価格改定について
Metasequoia 4 Standard相当の無償化に伴い、下記の製品の販売を販売を終了させていただきます。
- Metasequoia 4 Standard
- Metasequoia 4 StandardからMetasequoia 4 EXへのアップグレード
また、Metasequoia 4 EXについても下記の通り価格改定を行います。(価格はいずれも税込み)
- 旧価格:20,350円
- 新価格:12,100円
上記新価格は日本国内向けに、本日より適用されます。お求めやすくなりました上位版EXの購入を是非ご検討ください。
平たく言うと、世の中無料のもの溢れすぎなんで、変化もしていかないとということですな
— tetraface/metaseq (@metaseq3d) September 5, 2024
ちなみに無償利用時はStandard「相当」であって、完全に同じでもありません。EXでしか利用できない機能のボタン等を非表示にできないなど細かい違いはあります。
— tetraface/metaseq (@metaseq3d) September 5, 2024