Scene Converterに続き、CDT Triangulation for Modo プラグインがリリースされました。制約デローネ三角形分割を生成するためのオープンソースライブラリを使用したプラグインのようです。Modoに実装する予定があった機能らしい。
https://lifewithmodo.blogspot.com/2024/12/cdt-triangulation.html
https://github.com/tazee/triangulate/releases
将来的にModoに実装される可能性があった新たな三角化機能が、プラグイン形式で配布されています。これまでの三角化コマンドだと、複雑な形状を三角化したときにうまく分割できないケースもあったかと思いますが、このプラグインでは Constrained Delaunay triangulation (制約付きDelaunay三角形)アルゴリズムを用いて、よりクリーンな三角化を実現してくれます。
Modo 用 CDT三角形分割
Constraint Delaunay Triangulationアルゴリズムを使ってポリゴンを三角形分割するModoプラグインキットです。
このキットには、macOSとWindows用のコマンドプラグインとプロシージャルなメッシュオペレータが含まれています。
このキットはCDTライブラリを使用して実装されています。
インストール
- リリースからlpkをダウンロードします。Modoのビューポートにドラッグ&ドロップします。アップグレードする場合は、前のバージョンを削除してください。
プラグインの使い方
- コマンド版のCDT Traingulationは、Modo UI右上の 「Kits 」ボタンから起動できます。"poly.cdt"コマンドは"T "ボタンにマッピングされています。
- プロシージャルメッシュオペレーターバージョンは、メッシュオペレータービューポートで利用できます。ポリゴンタブに分類されています。
タイプオプション
- Constrained Delaunay Triangulations: 辺を強制的にドロネー三角形にする。
- 適合ドロネー三角形分割: 三角形分割にエッジが存在するまで、新しい点をドロネー三角形分割に追加します。
コードの構築
- LXSDK このキットにはModo SDK(Modo 16.1v8以降)が必要です。LXSDKをダウンロードしてビルドし、triagulateのCMakeLists.txtでLXSDKのパスをLXSDK_PATHに設定してください。
- CDTライブラリ。これもCDTライブラリが必要です。以下からCDTをダウンロードしてビルドし、triagulateのCMakeLists.txtにインクルードパスとライブラリパスを設定してください。