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3ds Max USD Plugin がオープンソース化

3ds Max USD Plugin がオープンソース化されたようです。

https://github.com/Autodesk/3dsmax-usd?tab=readme-ov-file

 

3ds Max USDプラグイン

3dsmax-usd は、AOUSD の一部として OpenUSD をサポートする 3ds Max 用の機能豊富なプラグインです。このプラグインは、インポートおよびエクスポートのための従来の方法を提供しますが、最も重要でエキサイティングな機能は、インポート/エクスポートなしでインタラクティブな編集のためにビューポートに直接USDステージをロードすることです。

 

USD for 3ds Maxエクステンションを使用すると、Mayaと3ds Maxなどの製品間でデータを移動しながら、USDデータの作成、編集、作業、コラボレーションを行うことができます。USD データを 3ds Max から出し入れできるようにすることで、DCC にとらわれないパイプライン/ワークフローをサポートし、ノンリニア コラボレーションを可能にするという USD の主な利点を活用できます。必ずしも3ds Maxのコアなレファレンシングワークフロー(Object XRefとScene XRef)を置き換えるものではありませんが、USDの機能は最新のクロスDCCレファレンシングパイプラインとして使用でき、既存のレファレンシングセットアップを強化したり、多くのユースケースで置き換えることができます。

プラグインには、デフォルトのインポートおよびエクスポートプロセスを拡張し、C++およびPythonを介してUSDデータを直接操作するための完全なAPIが付属しています。

 

機能

  • ASCII、バイナリUSDフォーマットのインポートとエクスポート
  • USDステージを直接開いて編集
  • USDエクスプローラ
  • USDカメラ
  • USDライト
  • 3ds Maxコントローラーサポート
  • MaterialX マテリアル

 

ビルディング

MaxUSDのビルドに必要なものはすべて、ソースとインストールが必要なDevkitの形で提供されています。すべてのプロジェクトに対してユニットテストが提供されており、オプションでgoogleテストを使ってビルドと実行を行うことができます。3dsmax-usdのビルドとテスト方法の詳細は、ビルドドキュメントを参照してください。

 

バージョン

3ds Max USD は以下のバージョンの 3ds Max を積極的にサポートしています。

  • 2022
  • 2023
  • 2024
  • 2025

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