Maya 2026.1がリリースされました。個別のブログ記事で紹介があるように、今回はAIアニメーションツール「MotionMaker」が大きな機能追加のようです。
https://help.autodesk.com/view/MAYAUL/2026/JPN/?guid=GUID-17799E4D-3691-41B1-8B19-6D6B7E281393
MotionMaker
MotionMaker は画期的なアニメーション ツールです。アーティストは Maya を終了したり、外部のモーション キャプチャ装置を必要とすることなく、数時間ではなく数分で自然なキャラクターの動きを作成できます。
Bifrost でのリギング
Bifrost リギング モジュール フレームワークは、Bifrost でキャラクタ リグを構築するモジュール式でコンパウンドベースのシステムです。個々のリグ パーツを完全な本番対応のリグに組み立てるための柔軟な構造とデータ タイプが用意されています。
モジュールは必要なものがすべて含まれているリグ パーツで、リグの特定パーツの構造と動作の両方がカプセル化されています。独自のカスタム モジュールを作成するには、まず template_module を使用します。ニーズに合わせたリギング モジュールを構築する場合は、これが基盤となります。
Bifrost 2.14.0.0
Bifrost 2.14.0.0 には次のような特徴があります。
- 液体と泡のシミュレーションの改善。
- キャッシュ ファイルを簡単に生成するためのバッチ実行。
- Maya のアトリビュート エディタで Bifrost パラメータを編集。
- Bifrost ストランドを Maya カーブに変換。
- 投影面から UV を作成。
LookdevX for Maya
LookdevX 1.8.0 for Maya において、FBX で OpenPBR がサポートされるようになりました。また、パブリッシュ ワークフローがさらに改善され、ジェネレーティブ テクスチャ API も強化されました。
- FBX による OpenPBR のサポート
- 改善されたパブリッシュ ワークフロー
- Mac でのインタラクションの改善点
- ジェネレーティブ テクスチャ API の改善
- OpenColorIO バージョン 2.4.2 に更新
USD for Maya
USD for Maya 0.32 では、書き出し時にカメラ アトリビュートでアニメーション カーブがサポートされるようになりました。
- カメラ アトリビュートでのアニメーション カーブのサポート
- MaterialX ドキュメントのサポート
- USD ライトの更新
- USD コレクション ウィジェットの改善
- USD レイヤ エディタ用の新しい Python 関数
Arnold for Maya 5.5.2
シーンの初期化の高速化、USD の改善、サードパーティ コンポーネントのアップグレードが含まれた機能リリースです。
全般的な機能強化
- ポリメッシュ ノードの初期化の高速化
- 並列インスタンサの初期化
- イメージャのパフォーマンスの軽微な向上
- Parallel_Init メタデータ
USD の機能強化
- 非表示プリミティブの最適化
- 未使用の子ノードの最適化
- 既定のインタラクティブ FPS の更新
- ディスプレイ ドライバの作成の最適化
- 角速度
その他の新機能
- OpenColorIO はバージョン 2.4.2 に更新されました。