Keychron K8 Pro のキースイッチを、 静音茶軸 から 静音バナナ軸 に交換してみました。
キースイッチの細かな交換手順が知りたい方は、こちら👇の記事を参照してください。
静音赤軸から静音茶軸に交換しておよそ2年半が経過し、打ち心地に飽きてきたので気分転換にスイッチを交換しました。ベースのキーボードは「Keychron K8 Pro ヨドバシカメラ限定モデル」。「Keychron K Pro Silent 茶軸」から「Keychron Silent Switch バナナ軸」に交換してみました。
「Keychron Silent Switch バナナ軸」は茶軸より少し重めで、より静かなキースイッチでした。ただ個人的に期待していたバナナ軸に比べて反発感が弱く、望んでいた打ち心地になりませんでした。欲しいと思ったバナナ軸は別の物だったようで、事前に詳しく調べればよかった...。
目次
Keychron Silent Switch バナナ軸
静音スイッチ。110個入り。


バナナ軸と茶軸。茶軸はトップハウジングが透明なのに対して、バナナ軸は半透明です。LEDライトの明るさに影響すると思われますが、LEDは使用していないので問題ありません。

白くてわかりにくいですが、バナナ軸は5ピンのためスイッチが安定するらしいです。金属ピン2つと、ボトムハウジング中央の大きな円柱、その左右に小さな円柱のピンがあります。
茶軸は金属ピン2つと、円柱1の3ピン構成です。

スイッチの交換
今回は2回目のスイッチ交換なので、スムーズに交換できました。写真を撮りながらスイッチ交換するのに45分程度でした。写真のタイムスタンプから時間を計測したので参考までにどうぞ。
- キーキャップ取り外し: 12分
- キースイッチ取り外し: 8分
- キースイッチ取り付け: 8分
- キーキャップ取り付け: 6分
- 掃除+写真撮影: 11分
Keychron K8 Pro 付属のスイッチプラーとキーキャッププラーを使用してスイッチ交換を行います。


キーキャップを外す
キーキャプは角を引っかけて上に引っ張ると簡単に取れます。


スイッチをテストする
まずは1つだけスイッチを交換して、茶軸と押し心地を比較します。
あれ…思ってた押し心地と違う...となりましたが、せっかく買ってしまったので全交換します。

全てのキーキャップを外す
キーキャップを外します。


キーキャップはレイアウトを忘れないように並べておきます。

全てのスイッチを交換
スイッチ引っこ抜きます。はじめてのスイッチ交換は固くて引っこ抜くのに手間取る事がありましたが、今回は全部のスイッチがスルスル軽く外れました。キーキャップと一緒にスイッチが抜ける場合もあるくらいユルユルでした。ついでにプレートのホコリを掃除をしました。

バナナ軸を差し込みます。静音茶軸に交換した時は気になりませんでしたが、バナナ軸では10個に1個くらいの頻度で金属ピンが少し曲がっている個体があって、指で調整しないとソケット に刺さらない場合がありました。


外した茶軸。素材的に茶軸の方が撮影しやすいですね。

Keychron K8 Proはキーの数が91個です。110個入りなので19個余ります。

キーキャップをかぶせてスイッチ交換完了です。

スイッチの動作テスト
スイッチに不具合がないかVIAで確認します。キーを一通り押して問題なく入力されています。これでスイッチの動作テストが完了です。無効化しているキーは押してもハイライトされません。

価格
110個入りで ¥4,816。Keychron Japanで購入しました。送料無料。中国からの発送になるため、到着まで12日間ほどかかりました。
本当は国内代理店コペックジャパンで購入したかったのですが、静音バナナ軸は取り扱いがないためKeychron Japanで購入しました。たまに中国から商品を購入するのですが、中国発送は時期によって長期間待たされることがあるのと、初期不良があった場合のサポートを考えると不安要素が多いです。極端な割引がある等の理由がないかぎりは、国内代理店がある場合は代理店を通して購入した方がいいかなと思います。

Keychron Silent Switch バナナ軸の感想
静音バナナ軸は静かなのか?
静音茶軸より静かです。
店頭で普通のバナナ軸と普通の茶軸を比べると、バナナ軸の方が音がしそうな印象でした。実際には静音バナナ軸の方が静かで驚きました。
静音茶軸は強く押したときに、スチャというプラスチック音が少しするのですが、静音バナナ軸はそのような音がしないぶん静かです。
少し重く感る
静音茶軸より少し重く感じます。タクタイル感も茶軸より弱い気がします。
公式サイトの静音バナナ軸と静音茶軸のスペック表を見ると、オペレーティング フォースの値が同じでした。茶舳と重さは変わらないだろうと予想していましたが、少し重く感じます。
| Keychron Silent Switch バナナ軸 | Keychron Silent K Pro 茶軸 | |
|---|---|---|
| 操作力 | 55±10 gf | 55±10 gf |
| プリトラベル | 2±0.4 mm | 2±0.4 mm |
| トラベル | 3.9±0.2 mm | 3.9±0.2 mm |
下の画像は静音バナナ軸と静音茶軸の押下圧のグラフです。
バナナ軸は押しはじめに力が必要なのに対して、茶軸はリニアに押下圧が変化する中に、クリック感が発生しています。バナナ軸はキーの押しはじめに55gf相当の力が必要なぶん、重く感じるようです。


どうして静音バナナ軸に変えたのか?
静音茶軸を使用しておよそ2年半が経過しました。毎日仕事で使用していますが、不具合はまったくなく動作も問題ないのですが、打ち心地に飽きてきました。せっかくホットスワップ対応のキーボードを買ったので、気分転換にスイッチを交換しようと思い立ちました。ヨドバシカメラにKeychronバナナ軸のキーボードが展示してあって、ポコポコとしたキーの押し戻し感が心地よかったので、次にスイッチを変えるなら静音バナナ軸にしようと決めていました。
バナナ軸は、1年前から「Keychron Silent Switch バナナ軸」が販売されていましたが、その後Keychron K2 MAXに「Keychron Silent K Pro バナナ軸」を使用した物が発売になりました。なんとなく後発のSilent K Proの方が良いものなのか?と思い、「Keychron Silent K Pro バナナ軸」の単体販売を待っていたのですが一向に販売されません。しかたないので今回「Keychron Silent Switch バナナ軸」を購入しました。
キースイッチを入れ替えたところ、期待していたバナナ軸に比べてスイッチの反発速度やタクタイル感が弱く、望んだ打ち心地になりませんでした。押しはじめが重いのでCherry MXの黒軸を思い出します。恐らく自分が店頭でさわってポコポコ心地いいと思ったのは「Keychron Silk POMスイッチ・バナナ」か「Gateron Jupiter・バナナ」のどちらかで、違う特性の物だったようです。
バナナ軸なら全て似た押し心地になるだろうと思っていましたが、Cherry MXのようにリファレンスになるスイッチが存在する物と異なり、バナナ軸はメーカーによって違いがありそうです。もう少し事前に調べればよかったですね。Keychronも機種によって使用しているスイッチが異なるので、店頭でバナナ軸がいいと思っても、どのバナナ軸スイッチを使用しているか調べた方が良いと思いました。
今回のスイッチ選びはやや失敗気味の結果になりました。せっかく交換したので、しばらくバナナ軸を楽しみたいと思います。静音バナナ軸の購入を検討している人の参考になれば幸いです。
ちなみに「Keychron Silent Switch バナナ軸」は国内代理店が扱っていない商品なので、Amazonで売られてる物はマケプレのぼったくり価格なので注意してください。



