ここ最近の3Dソフトのモデリング機能は、
どのソフトも大抵同じような機能が搭載され挙動も似てきてます。
3ds Max、Maya、Cinema4Dを見ても大体同じ機能が付いてるように思うので、
modoが特別LightWaveに似ているの?と思うかもしれません。
ダブルクリックでエッジのループ選択
や ポリゴンの全選択 、ブリッジの曲率が設定出来るなど、
むしろMayaのモデリング機能に近いんじゃないの?という印象もありますが、
私のカスタムしたUIを見れば一目瞭然、右上の
レイヤー や、右下の 頂点マップ などLWそのものです(^^;
modo 標準のUIを見るとアイコンが使用されているためLWのような印象はありませんが、
搭載されている機能、ツール群の多くはLWに搭載されている物と同じ動作と挙動をします。
1度使えば「ああ、あれか」とすぐ理解出来るはず。
ショートカットもだいたい同じ場所に、似たような機能が割りあたってるので、
LightWaveユーザーが勘でキー操作しても、ある程度動いてくれますw
そう!modoはLWのモデラーを現代風の操作/UIに置き換えただけでなく、
他のソフトの優れた部分を取り入れ、LWより少しだけ気の利いた動作をしてくれます!!
ほんと少しだけ……ねw
気の利いてる例として、ベベル機能[B
キー]ですが、
ポリゴン、エッジ、ポイント の選択状態で機能(ツール)が変わってくれます。
UIから直接機能をボタンをクリックする事で、
ポイント選択状態でありなが、ポリゴン選択時のベベルを動作させることも出来ます。
LW以外のソフトのユーザーは当たり前だろ!と思うかもしれませんが(^^;
LWユーザーなら編集状態に合ったツールを使わないと、
ツールが起動しないことや、エラーダイアログが表示される事。
LWがクラッシュする事は朝飯前!の事と思いますw
ツールを理解してしまえばクラッシュする事は極めて少ないソフトですが、
LWは気の利かなさに関しては3Dソフトではダントツかもしれません。
他にもポリゴンやエッジで動作するブリッジツール、バンドソーの曲率が設定可能、
ポイントだけでなくエッジやポリゴンにフィットするスナップ機能、
多くのツールがリアルタイムに編集結果を表示しながら調整可能。
多くのツールが対称編集で正常に動作する(ポイントを選択して面を貼る[P
キー]など!)、
アレコレLWより少しだけ便利なオプションが追加されています。
反面、LWのフリープラグインは10年以上の歴史があり、
LW5.6時代のプラグインが現役で動作するなど、自分に合ったプラグインでワークフローを構築すると、
大変快適な環境になるのも事実です。
LWとmodoの大きな違いを上げるとすれば、
モデリング時に簡易のローカル軸を設定する「作業平面」機能と、
各ツールがローカル、ワールド等の座標軸で動作することくらいでしょうか。
細かな違いは一杯ありますが、概ね少し洗練されたModelerというイメージで間違いないと思います。
前置きが長くなりましたが(^^;
modoの環境設定をLWに合わせていきたいと思います。
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