オープンソースの3Dペイントツール「ArmorPaint」がバージョン0.7に更新され、Nvidia RTXのハードウェアアクセラレーションによるベーキングが追加されたようです。GitHubからソースを入手できますが、コンパイルされたバイナリは€16で購入&開発支援することができます。
https://armorpaint.org/index.html
https://armorpaint.org/notes.html
まだ開発途上ですが、Substance Painterの変わりとして期待されてるみたいですね。ArmorPaintはオープンソースゲームエンジンArmoryのチームによって開発されてます。
- アーティストはリアルタイムの3Dビューポートで3Dモデルに直接ペイントできます。
- 消しゴム、 塗りつぶし、クローン、ぼかしツール、実験的なパーティクルブラシ。
- 32bit深度でテクスチャマップをベイクまたはエクスポート : AO (DXR)、Cavity、Curvature、Normal (World)、Position、TexCoord、Material ID、Object ID
- 3Dアセットのインポート形式 : OBJ、FBX、STL、Blenderシーンファイル
- テクスチャのインポート形式 : .jpg、.png、.tga、.bmp、.gif、.psd、.hdrなど
- テクスチャのエクスポート形式 : .png、.jpg、.exr
- 独自のノードベースのマテリアルエディタが含まれており、ArmorPaint内でモデルのベースマテリアルを直接作成
- 3DビューとUVレイアウトの更新をリアルタイムで表示
概要
PBRテクスチャペイント
ArmorPaintは、物理ベースのテクスチャペイント用に設計されたスタンドアロンソフトウェアです。3Dモデルをドラッグ&ドロップしてペイントを開始します。ペイント時にビューポートで即座に視覚的なフィードバックを受け取ります。ArmorPaintは、UnrealやUnityなどのPBR対応エンジンで使用できるテクスチャを作成します。
ノードベース
ノードの利便性を利用して迅速に作業できます。実証済みのワークフローを使用して、複雑で完全に手続き型のマテリアルでペイントします。ブラシノードはマテリアルの他にペイントパターンやプロシージャブラシの作成にも使用されます。
GPUアクセラレーション
ArmorPaintはGPU上で完全に動作するように最初から設計されているため、中程度のハードウェアでもスムーズな4Kペインティングが可能です。16Kのテクスチャペイントは、ハイエンドのグラフィックスカードを使用してシームレスに行われます。
レイトレーシング
現在開発中です。今後のリリースではレイトレースによるベイク処理、ペイントエフェクト、およびビューポートレンダリングが機能するようになります。ArmorPaintは、自社の3Dレンダリングエンジンを搭載し、最高のペイント体験を実現しています。