MV「SOUND & FURY」のメイキング記事が公開されています。LightWaveで自動化したリグは珍しい気がします。
https://cgworld.jp/feature/202003-sf2.html
アニメーターがアクションに集中でき、メカデザイナーのこだわりも再現できるリグ
FURYのリグ。SOUNDとFURYは鏡合わせのデザインになっており、セットアップ構造は基本的に同じ。各所にサスペンションが仕込んであり、動きに応じて自動的に伸縮するようになっている。
二重関節になっているが、膝の短いボーンは上下の長いボーンの動きに自動的に追従するため、一般的な人型のリグと同様の操作感になっている。
背骨に相当するボーンを動かすと、蛇腹構造の腹部が連動して変形し、独特の形状になる。
FURYのアクションカットを制作中の作業画面と、その完成画像。
アニメーターを不安にさせず、熱量を高めるディレクション
アニメーションのテイク1と、それに対する石川氏の修正指示。眼力、口元、輪郭などに対し、具体的で明確な修正方針が示されている。
クライマックスの制作は、あえて若手に委ねました
京都の寺院までロケハンに行った、お坊さんが武器商人と戦うカット
シリンダーの回転まで再現した、武器商人による銃の4連射カット
あえて間違った日本の解釈をしてもらった、日本家屋炎上カット