3ds Maxの「UIレイアウトをロック」について書いてみます。
3ds Maxは昔からフローティングウィンドウとドッキング可能なウィンドウが混在するソフトです。Max 2015のレイヤエクスプローラの変更くらいから、これまでフローティング専用のウィンドウがドッキングするように変更され、Max 2024ではスレートマテリアル エディタがドッキングするように変更されました。
しかし、Maxはドッキング判定が広く動作がもっさりしてるので、ウィンドウを移動したつもりがドッキングしてしまい邪魔に感じます。
「UI レイアウトをロック」を使用すると、ドッキングを抑制できるので便利です。
カスタマイズ / UI レイアウトをロック
スレートマテリアルエディタ限定でドッキングを無効にすることもできます。
モード / ドッキング可能
AfterEffectsのようにウィンドウのドラッグ位置でドッキングするか移動だけか操作をわけられると便利なんですけどね。たぶん改善されないだろうな。
私の記憶だと最初にさわった 3ds Max R3 頃にはウィンドウをドッキングしてレイアウトできました。当時の3Dソフトではウィンドウをドッキングできるのはかなり画期的なことでした。2DソフトではMac発祥のAdobe系がドッキングやウィンドウスナップできましたが、Windowsでは柔軟性の高いUIを持つソフトは多くありませんでした。その後はQtフレームワークを採用するソフトが増えて、最近はよく見かける機能になりましたね。