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モデリングの基礎知識とヒントなど。(2007/02/04)

作業の効率化

LightWaveの使い方やルールに馴れてきたら、
もっと楽にモデリングがしたい。と思うのが人の常。
「Modelerツール・機能を知ろう」で書いた機能は、
基本的なモデリングツール達です。

モデリングに直接関わりが無くとも、
モデラー以降の作業を効率化してくれる便利な機能が数多く存在します。

また、自分用にタブをカスタマイズする事で、
作業を快適に行なうことも出来ます。

そんな素晴らしいプラグインや、私の事例ご紹介です。
とか書いておいて、無駄が多かったらどうしよう((((;゜Д゜))ガクブル


●私的モデラーメニューと、作業レイアウト

LW6.0準拠で自分専用のタブを追加して使用してる。
タブにはフリープラグインなど、使用頻度は高くないが
あると便利な物を忘れないように置いてる。



●モデリングツール以外で頻繁に使用するプラグイン

  便利に使用させていただいてますm(__)m

プラグイン名 機能内容
YO_WeightSlider ウェイトマップ値をスライダーで設定可能にする。
YO_MirrorWeight
ウェイトマップを「X軸⇔-X軸」
指定の文字列つきでミラーする。
DS_EMIX
モーフマップをスライダーでミックス。
RT_Sm_Scake スムース拡大縮小のリアルタイム版。
DS_CenterPivot オブジェクトの中心に、中心点を設定する。
Rest_On_Ground ポリゴンを「Y軸:0」XZ平面に接地。(標準)
データのセンタリング オブジェクトをXYZの中心に移動(標準)
center 1D オブジェクトをXYZ、任意の軸中心に移動


●プラグインを気軽に試そう!

  Photoshopなどでプラグインというと、
  ボタン一発のフィルタ、エフェクトをイメージしますが、
  3Dソフトでは「ツール・機能」を追加するイメージです。

  標準の機能で、だいたいの事は出来るようになっていますが、
  同じような機能でも、プラグインによって細かな動作が違います。
  LWに馴れてきたら、自分の感覚に合ったプラグインを探して
  作業効率アップを目指すのも良いかもしれません。


●LWプラグイン 検索サイト
  
Quest 
  FLAY.COM 


●入力デバイスによる効率化

  私の場合「スマートスクロール」という入力デバイスを使用し、
  モデリングツールへのアクセスを行っています。それなりに快適です。


  対応するプラグインのないアプリケーション向けのマルチプラグインもあり、
  機能面だけでなく入力デバイスによる効率化もアリかもしれません。


LWは特有の機能やルールが満載!

アンドゥ回数は最大が基本!

LWのアンドゥはコピー/ペーストの影響が無い。 作業途中で

「あ!ここ押し出す前のデータ取っておけば良かった・・・orz」

な状況でも、 アンドゥの範囲内であれば
その段階まで戻ってデータをコピー。
リドゥで今作業してる段階まで戻ってペーストが可能だ。

LWの数値入力フィールドも特殊で、
計算式を入れれば、それを計算してくれる。



モデリングするとき便利だったりする。

色の選択も「右マウスクリック」でRGBをHSVに変えることが出来る。



カラーピッカーはリアルタイムに色を反映されないが、
ここの数値を「左マウスドラッグ」すると、リアルタイムに色の変化が確認出来る。なので、 私はカラーピッカーあまり使いません^^;

●picky
標準のカラーピッカーが使いにくい人は、
これとか良いかも。
http://www.sabermann.uklinux.net/picky.php3

このほかにも、もっと多くの裏技?隠し機能や
知っておくと便利な事がたくさんあります。

マニュアルには「ユーザーチップス」として、
この手の細かなヒントが数多く掲載されている。

LW覚えたての頃は、年1回くらい目を通すと
新しい発見や驚きがあるかも知れません^^


余談。
LWの質感など、数値入力フィールドが「100」までの場合が多いです。
しかし、100以上の数値も入力することが出来ます。
むしろ、LWの質感は100を超えてからが勝負!?
だったりするので、がんがん数字を入力してみましょう! 私だけかな?^^;

LWのコンフィグファイルを任意の場所に保存する!

LWはモデラー、レイアウト共に初期設定ファイルの保存先を設定出来ます。
プログラムへのショートカットに「-cC:\LightWave_96\config」のような形で
コンフィグファイルを保存するディレクトリを指定します。ディレクトリをあらかじめ作っておく必要があります。


(例)
C:\LightWave_96\Programs\modeler.exe -0 -cC:\LightWave_96\config


ちなみに「-0」はノーハブ設定です。ハブはLW6に搭載以降、全く使っていません(^^;

これの何が便利かというと、 長いLW人生ではOSの入れ替え等の理由で
LWを再インストールをする事が多く発生することになると思います。
そのたびにプラグインパスやメニューを設定するのは時間がもったいないですね。

コンフィグファイル/フリープラグインのバックアップと、上記のショートカットさえ作っておけば
LWを再インストールする必要がある場合でも、初起動時からすぐに
慣れたUI/ショートカット環境で作業が開始できてしまうのです!!!
というか、LWフォルダを移動すればLWの再インストールすら必要ないという素晴らしさ(^^;

覚えておいて損はないと思います!


最後に

モデリングに限らず、3Dは己との戦いだったりします。

「テクスチャ書くのメンドクサイ・・・・」
書いてみたら、意外に大丈夫だったじゃん?とか

「細かくモデリングするのメンドクサイ・・・・」
やってみたら、もっと行けそうじゃん?などなど
ジリジリと自分の限界を広げていくうち、徐々に上達して行けます。

さらに2D絵のように、書かなかったら腕がなまった・・・・・という事が少ない!
なぜなら、3Dデータは秘伝のタレの如く
継ぎ足し継ぎ足し成長、育成させることが出来るからだ!
モデリングを極めろ!必ず出来る!!!