3dsMax 2020.2 がリリースされました。
https://area.autodesk.com/blogs/the-3ds-max-blog/3ds-max-20202-feature-updates/
http://help.autodesk.com/view/3DSMAX/2020/JPN/?guid=GUID-ED156653-E334-4493-9647-1DE0670B9EAA
面取りモディファイヤの改善
- 高解像度の四辺形交差を提供する新しい留め接ぎタイプである[パッチ]と[放射状]。
- [反転]と[開く]オプションがすべての留め継ぎタイプで機能するようになりました。
- 新しい頂点面取りの実装により、設定されたセグメント数または深度が考慮されるようになりました。
- 新しい面取りオプションが[編集可能ポリゴン](Editable Poly)で使用可能になりました。
([均等]、[終了バイアス]、[放射状バイアス]、[テンション]、[奥行き])
SketchUp ファイル読み込み
- 新しいインポータでは、すべてのバージョンの SketchUp ファイルを 3ds Max に読み込むことができます。
- 将来のバージョンとの互換性も維持できるようになりました。
表示モードと同期
- 新しいビューポートのバックグラウンド モード
- 環境のバックグラウンドを自動的に使用
- 環境のバックグラウンドが黒の場合は、グラデーションのバックグラウンドが表示されます。
機能強化点および変更点
モデリング
- EditPoly および EditPoly モディファイヤの要素をクリックして選択し、開いたエッジと頂点が選択状態になっていると、[背面を無視](Ignore Backfacing)が有効になっていない限りビューポートのバック フェース カリングが考慮されます。
- PolySelect モディファイヤでダブルクリックによる選択がサポートされるようになりました。さらに、TextPlus の[テキストとして値を設定する]機能に対するスクリプト アクセスにより、MAXScript での TextPlus の使用に対する制御が向上しました。
アニメーションとパフォーマンス
- キーの作成、トラックビュー、スレート UI、およびファイル リセットのパフォーマンスが大幅に向上しました。
- [平均の重み]は[重みを平均化]に変更されました。リスト コントローラの評価は、[重みを平均化]がオンかオフかに関係なく高速になりました。
ユーザ インタフェース
3ds Max はWindows の地域設定で設定した小数点記号を使用するようになりました。
ビューポート
- シーンに環境が追加されるとイメージベースド ライティング(IBL)が自動的に行われます。スカイライトを追加する必要はありません。
- 物理マテリアルの粗さパラメータがビューポートのリアリスティック モードでサポートされるようになりました。
- シャドウが改善され、既定のライティング モードでサポートされるようになりました。