CG 日記

ScreenToGifで2GB以上の無圧縮AVIを出力する方法

画面キャプチャして手軽にGifを作成できるソフト「ScreenToGif」から2GBを超える無圧縮AVIを出力する方法について書いてみます。

ScreenToGifでエンコーダー「システム」を選択すると、無圧縮のAVIとしてファイルを保存することができます。しかしシステムのコーデックを使用すると、ファイル容量が2GBを超えた場合に編集ソフトで読み込めないファイルになります(AVIの仕様と思われます)。

2GB以上の無圧縮AVIファイルを出力したい場合は、FFmpegをインストールして以下のコマンドを使用します。

-vcodec rawvideo

 

ロスレス圧縮(可逆圧縮)を使用したい場合は「Ut Video CodecSuite」をインストールして以下のコマンドを使用します。単純な画面キャプチャだと3.7GBが617MBに圧縮されました。

-vcodec utvideo

 

rawvideoを使用した場合、出力されたビデオはメディアプレイヤーによってはエラーが出て再生できませんでしたが、After Effectsに読み込んで編集することが出来たので、自分の使用用途としては問題ありませんでした。ビデオとソースファイルを比較しましたが、劣化することなくAVI化されてました。

utvideoはコーデックをインストールしてればメディアプレイヤーで再生可能ですし、After Effectsに読み込んで編集することもできます。

rawvideoとutvideoを比較するとビデオの長さが変わってました。何が影響してるのか不明です。絵は圧縮による劣化はありません。

手軽な画面キャプチャソフトは「OBS Studio」もありますが、ScreenToGifの方がフレーム単位で編集出来るので便利な場合があるので、細かく編集したい場合はScreenToGifを使ってます。

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