CG News

Red Giant 2024 リリース

Red Giant 2024 がリリースされました。UIの日本語化は思いきった変更ですね。新規ユーザーにはよさそうですが、既存ユーザーはプロジェクトに保存されてるエクスプレッションが壊れるのでしばらく混乱しそうです。
AEも3Dソフトみたいにパラメータごとに内部IDふって、言語関係なくエクスプレッションやスクリプトが動作すればこういう問題は発生しないのでしょうが、古い時代のソフトなので今後も変わらないでしょうね。

https://www.maxon.net/ja/article/maxon-one-fall-release-includes-new-features-and-massive-performance-improvements
https://note.com/maxonjapan/n/n75c6666c1d8a

 

日本語化

今回のバージョンで、ほとんどのプラグインが日本語化されました。今後のリリースでFormとSupercompも日本語と中国語をサポートする予定です。

 

Trapcode 2023

新エミッタータイプ:親からストローク

パーティクルの軌跡を描く場合、エミッタータイプを〈親から放射〉にすることで、親パーティクルの動きに合わせて軌跡が描画することができました。しかし、パーティクルという性質上、親の動きが速いと軌跡に切れ目ができて点線上になってしまいました。これを回避するには、大量のパーティクル数を増やす必要があり、どうしても重くなるという問題がありました。
2024では、エミッタータイプに〈親からストローク〉が追加され、パーティクルの軌跡を高速に描画できるようになりました。

 

個別のパーティクルを計算しないため、その計算は非常に高速です。ただし、タービュランスなどで個別のパーティクルが計算されるようなケースでは、親から放射の場合と軌跡の結果が異なる場合があります。

このストロークは、パーティクルの寿命に合わせて、サイズや不透明度を変更することができます。これまで3D Strokeでないと難しかったようなものがParticularでできるようになりました。

 

Particular: 物理シミュレーションの燃焼

物理シミュレーションの流体に〈燃焼〉が追加されました。その名前の通り、燃焼による気流の流れや色の変化がシミュレーションできます。煙やろうそくの炎、大きな炎と煙が簡単に作成できるようになりました。

 

VFX: Real Lens Flares

レンズフレアにリングのフレアが追加されました。リングは、位置や角度によって三日月状に欠ける表現されます。

 

さらに、3Dトラッキングデータを使って、シーンにフレアを正確に配置したり、平行光やスポットライトのコーンアングルでフレアを演出したりすることが簡単にできるようになりました。また、Zスペースでフレアの距離をコントロールできるようになりました。

 

UNIVERSE

Universeには何百ものプリセットが用意されています。そして今回のリリースでは、あなたの創造性を刺激し、デザインや編集を一歩リードするための50以上の新しいプリセットが追加されました。

 

MAGIC BULLET

Magic Bullet Looksには、プロフェッショナルでクリエイティブなカラーグレーディングオプションを提供する新しいプリセットが多数追加されています。また、After EffectsプロジェクトのOCIO設定がMagic Bullet Looksに反映され、同期されるようになりました。

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