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Keychron K8 Pro のキースイッチを静音茶軸に交換してみた

先日買った Keychron K8 Pro のキースイッチを、 静音赤軸 から 静音茶軸 に交換してみました。

 

キーボードは「Keychron K8 Pro ヨドバシカメラ限定モデル」。元は「Keychron K Pro Silent 赤軸」、これを「Keychron K Pro Silent 茶軸」に交換してみました。

「Keychron K Pro Silent 茶軸」は静音性を維持しつつ、タクタイル感のある小気味よい打鍵感になってよかったです。
スイッチを交換するとテンション上がって無意味にキーボード打ちたくなるので、仕事でキーボードの使用頻度が高い人はやる気スイッチとしてスイッチ交換いいかも知れません。

簡単にスイッチ交換できるので、つい色々試したくなってしまうのが沼ですね。

 

Keychron K Pro Silent 茶軸

珍しい静音茶軸スイッチ。プラスチックケースにゴロゴロと110個入ってます。交換したスイッチは不具合なく動きました。

茶軸と赤軸、ルブ済み。

 

スイッチの交換

スイッチ交換はガンプラよりも簡単です。
写真を撮りながら全てのスイッチ交換するのに1時間掛かりませんでした。なれれば30分程度で気軽に交換できそうです。

Keychron K8 Pro にはスイッチプラーとキーキャッププラーが付属しています。

 

キーキャップを外す

キーキャプは角を引っかけて上に引っ張ると簡単に取れます。

 

スイッチを外す

キーキャップを全部外してからスイッチが好みじゃなかったら時間の無駄になるので、まずは1つだけスイッチを交換します。

 

スイッチの引き抜きには少しコツがあります。

スイッチは手前と奥のツメでプレートに固定されています。下の画像の緑色の丸の部分が手前のツメ。スイッチプラーでツメを押したまま上に引き抜きます。
付属のスイッチプラーは力が入りにくいので、特に奥のツメをしっかり押すことを意識すると簡単に引き抜くことができます。抜けにくい時は前後に軽くゆするようにしながら引くと抜きやすかったです。

それでも硬いスイッチがあったり、ツメをしっかり押してない状態で引っこ抜くとスイッチがすっぽ抜けて飛んでいきます。

 

スイッチのソケット。Cherry MX 互換スイッチが使用できる。
スイッチを外す時に削れたのか元々なのかわからないが、ボトムハウジングの白い破片が多い。

茶軸を取り付けた状態。スイッチは刺すだけで簡単に付けることができます。
キーキャップをはめる十字の部分、茶軸は箱型ステムになっている。

 

全てのキーキャップを外す

茶軸の打鍵感が良好なので全てのキーキャップを外します。Enterキーだけスイッチの方向が違います。

キーボードによってはShiftやスペースキーなど、スタビライザーの針金がキーキャップにくっついててキーキャップが取り外し難い場合があります。Keychronはスタビライザーも普通のキーと同様に十字ステムなので簡単に取り外せました。

キーキャップはレイアウトを忘れないように並べておきます。

 

全てのスイッチを交換

全て茶軸に交換しました。

iPhone SE2 ですが透明なトップハウジングが綺麗に撮れてる。

外した赤軸。少しオレンジっぽい色ですね。

スイッチのあまり。
Keychron K8 Proはテンキーレスでキーの数が91個です。茶軸は110個入りセットなので、19個あまります。予備として丁度いい数ですね。

キーキャップをかぶせてスイッチ交換完了です。

 

スイッチの動作テスト

スイッチに不具合がないかVIAで確認します。

キーを一通り押します。全てのキーの色が変わったので、問題なく入力されているようです。これでスイッチの動作テストが完了しました。

 

 

価格

キー110個のセットで ¥3,740。コペックジャパンのブラックフライデーセールで、20%OFFの ¥2,992 で購入しました。しかし、送料が ¥660 だったため、あまりお得感はなかったです。

 

Keychron K Pro Silent 茶軸 の感想

静音赤軸は人気らしくレビューをよく見かけますが、静音茶軸はマイナーなようで、あまりレビューを見かけません。気になってる人がいると思うので静音茶軸について書いてみます。

 

静音茶軸は静かなのか?

静かです。赤軸と同じような底打ち感、静音性で買ってよかったです。

Keychron K8 Proを購入した理由に、静音軸で静かなのに打鍵感が普通のスイッチと変わらない。というのがありました。Keychron K Pro Silent 赤軸は、コトコトとした打鍵音が静かでとてもよかったです。
Keychron K Pro Silent 赤軸はヨドバシカメラの店頭で試すことができるので、一度試してみることをおすすめします。

静音軸の打鍵感はメーカーによって様々です。知らないメーカーのスイッチを買うのはギャンブル性が高いと思っていたのですが、Keychron K Pro Silentに茶軸があるのに気づきました。
しかし、公式サイトのビデオには茶軸のデモがありません。Silent 茶軸を使用した製品もないので、実際にさわって決めることができません。Silent 赤軸が良好なので、Silent 茶軸も期待できるのではないかと思い購入しました。

結果、Silent 茶軸を購入してよかったです。
底打ちした感覚はSilent 赤軸と同じで、打鍵感を損なうことはありません。打鍵音もSilent 赤軸とほぼ同程度で静かです。

茶軸はタクタイル感があるので、強くキーを打つと「カスッ」としたような板バネのこすれる音が少し聞こえます。
自分の場合そこまで入力速度が速くないのと、底打ちするほど強くキーを押さないので、ほぼ赤軸と変わらない静かさで、茶軸特有のタクタイル感が得られて満足です。

 

どうして茶軸に変えたのか?

元々茶軸が好きというのもありますが、赤軸が軽すぎて誤入力が多くなったのが気になりました。

3ヶ月ほど赤軸を使用していたのですが、意図せずキーにふれ入力されてしまう場合がありました。
マウスでアプリケーションをアクティブにしてキーボードで入力しようとした場合にフォーカスが別のウィンドウに移動してしまったり、ショートカットが実行されてしまったり、意図しない入力が増えました。これは前に使っていたキーボードとキーレイアウトが違うという理由も大きかったように思います。

しばらく使い続けるうちに慣れて誤入力は減ってきましたが、仕事で急いでる場合に意図しない入力が発生するのはストレスが溜まります。
あと、せっかくホットスワップ対応のキーボードを買ったので、スイッチ交換してみたい欲を抑えられなくなりました。

 

茶軸は何がいいのか?

茶軸の魅力はタクタイル感による物理的フィードバックです。キー入力が確定したタイミング(Operating Position)が、指先にフィードバックとして感じることができます。

黒軸や赤軸のようなリニアスイッチはキー入力確定のタイミングがわかりにくく、底打ちするまで押してしまいがちです。

茶軸はタクタイル感があり、キー入力確定したタイミングが「ポコッ」としたフィードバックとして返ってきます。タクタイル感があることで底打ちする前にキーを戻すことができるため入力が軽快になります。また、タクタイルによるリズム感が小気味よく、入力が楽しくなります。

個人的にはキーの戻りが強いのが好きなので、Cherry MX の方が好みなのですが、Cherry MX には静音茶軸が無いのが残念です。

Cherry MX 茶軸、Keychron K Pro Silent 茶軸、ロジクール GXタクタイルの3種類でタクタイル感を比較すると、一番クリック感が強いのがCherry MX、次がKeychron K Pro Silent 茶軸、一番弱く感じるのがロジクール GXタクタイルという感想です。

 

触覚フィードバックは重要

ここ10年くらい赤軸が人気な印象ですが、個人的には茶軸が好きです。入力端末として触覚フィードバックがある方が使いやすいと思います。

例えば Apple の iPhone。iPhone 6 まではホームボタンが物理スイッチで、押すとカチッとしたフィードバックがありました。iPhone 7 からは物理スイッチを廃止しましたが、振動による触覚フィードバックによって、わざわざスイッチを押した感覚を再現しています。

触覚フィードバックのないATMやセルフレジのタッチパネルをさわるとわかりますが、ボタンを押したときに入力されたかどうかがわかる触覚フィードバックの有無は、入力の信頼感に大きく関わると思います。

赤軸や黒軸のリニアキーでも底打ちすればフィードバックは得られますが、キーストロークが長くなります。軽快にキー入力するなら茶軸おすすめなので、ぜひ試してみてください。

 

キーボード履歴

最後に、これまで使用してきたキーボードを書いておきます。
仕事ではメカニカルキーボード、自宅ではコンパクトなワイヤレスキーボードを使用しています。

仕事
  • 2006年 Majestouch (Cherry MX 茶軸)
  • 2011年 Majestouch 2 BLACK (Cherry MX 黒軸)
  • 2011年 Majestouch TenKeyPad (Cherry MX 茶軸)
  • 2018年 ロジクール G512 (GXタクタイル)
  • 2023年 Keychron K8 Pro (Keychron K Pro Silent 赤軸 → Keychron K Pro Silent 茶軸 )
自宅
  • 2008年 HHKB Lite2 JIS (メンブレン)
  • 2010年 Apple Wireless Keyboard (パンタグラフ)

仕事で使用するメインキーボードは、およそ5~6年間隔で買い換えてます。頻繁に買い換えないので、同じキーボードを長く使ってます。
初代 Majestouch はデフォルトでチャタリングが発生する欠陥商品でしたが、はじめて買った高級キーボードだったので我慢して5年間使いました。基本的に新しいキーボードの方が打鍵感がいいので、今は Keychron K8 Pro がお気に入りです。

コメント

  1. 匿名 より:

    はじめまして。
    同じくKeychron K8 JIS 茶軸を購入しました。
    打鍵感、打鍵音ともにとても気に入っていますが、
    スペースキーだけ、カチャカチャとした音が出ます。
    置くまで打ち込まない場合、キコキコとした音も出ます。
    そのような音はされませんでしょうか?
    突然の質問で申し訳ありません。

    1. kai より:

      こんにちは。キコキコとした音はスタビライザーの個体差または干渉音かもしれません。

      左Shift、Space、Enter の3つは、大きなキーのぐらつきを抑えるためにスタビライザーが付いています。このスタビライザーの位置を押すと、多少カチンとした音がします。また、K8は一番手前のキーキャップとフレームに隙間があり、キースイッチが見える構造になっています。Spaceなど前面にあるキーの打鍵音が直接聞こえやすいため、Spaceだけ特別うるさく感じることはあります。

      恐らくキコキコとした音はスタビライザーの金具の干渉音だと思うので、キーキャップ外してグリスを塗ると多少は改善するかもしれません。スタビライザーの音は気になる人も多いみたいで、キーボードを分解して変えてる人も見かけます。

      スタビライザー

      1. 匿名 より:

        こんにちは。
        ご返答ありがとうございます。
        スタビライザーの干渉音とのアドバイスをいただき、早速スタビライザーにGPL205G0を塗ってみました。
        打鍵感が相当よくなり、キコキコとした音は無くりましたが、キュッキュッという音が出るようになりました。
        もしかしてスタビライザーだけでなく、キーキャップのほうにも問題があるのかと思い、
        キーキャップ自体に重量を出すようにクリップを加工して貼り付けたら残っていた音も解消されました。
        スタビライザーとキーキャップが複合的に関係して音が出ていたように思います。
        US配列と同様のPBTキーキャップをJIS配列でも出してもらえたらなぁと思います。
        この度はご返答、アドバイスありがとうございました。

        1. kai より:

          キーキャップも音を出してるとは思いませんでした。解決したようでよかったです👍
          私もJIS配列のPBTキーキャップ欲しいです。現状JIS配列は選択肢が少ないのが残念ですね。Keychron製のJIS Q1 OEM、FILCOなど国産キーボードメーカーの物、中華メーカーのわずかな商品しかないでので、もっと増えて欲しいですね。

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