After Effectsのハイライトカラーを変更する方法について書いてみます。
After EffectsのUIの配色は、デフォルトだと「ダークグレー」のパネル色と、「ブルー」のハイライトカラーで構成されています。環境設定の「アピアランス」でUIのグレーの濃度を変更することが出来ますが、「ブルー」のハイライトカラーは標準では変更できません。
「ブルー」のハイライトカラーを変更するには、コンソールパネルの「Debug Database View」を「true」 にして「アピアランス」で変更します。
ハイライトカラーの変更手順
1. コンソールパネルを表示する
コンソールパネルはショートカット Ctrl + F12 で表示します。タブの ≡ (ハンバーガーメニュー) から「Debug Database View」をONにします。
2. Enable_Theme_Colorizing を true にする
Debug Database View には様々なプロパティが並んでいます。
Enable_Theme_Colorizing を検索して true にします。
3. 環境設定のアピアランスでハイライトのカラーを変更する
Enable_Theme_Colorizing を true にすると、 環境設定の「アピアランス」の「ハイライトのカラー」右側に「Change Color」ボタンが表示されます。
ボタンをクリックするとカラピッカーが表示されるので、好きな色に変更します。デフォルトに戻したい場合は、再度「Change Color」ボタンをクリックするとデフォルトのブルーが選択されている状態になっています。
気分を変えたい場合は、ハイライトカラーを変えてみるのも面白いかも知れませんね。
ハイライトカラーの変更方法を調べるまでコンソールパネルのことは知りませんでしたが、CS6の頃にはすでにあったみたいです。
ちなみに、次にリリースされるAfter Effects 25では、ハイライトカラーの変更が出来なくなりそうです。現在公開中のAfter Effects のBeta版では、新しいSpectrum UIが導入されてアピアランスの設定が大きく変わっています。