TVアニメ「ハイスコアガール」のメイキング記事が公開されています。福笑い表情システムが面白いですね。
https://cgworld.jp/feature/201812-animecg-book.html
キャラクターデザインと3Dモデル
3Dモデルの構造
リグはBipedをベースに、揺れもの、めり込み回避用の補助ボーンを追加。顔にはボーンを入れていない。カットごとにアニメーターが構造を変更しやすいように、最低限のセットアップにとどめている。顔・表情まわりの制御用パラメータは、一括コントロールできるカスタム アトリビュートを用意。各パラメータのセットアップは半自動で行い、セットアップ時の負担を軽減している。
表情まわりは板ポリゴン+テクスチャで表現されている。テクスチャマップを切り替えることで豊かな表情を実現した
表情パーツは立体形状として成立していないため、シーン上、コンポジット上で、カメラごとに位置を調整する必要がある。このとき、画角によっては、顔の輪郭、奥の前髪など、作画アニメ特有の表現の処理も同時に行う。
ノードベース型レンダリング統合環境「renderZillion」。レンダーレイヤーとマルチパスレンダリングを一括管理するインハウスツールで、複数の素材を簡単に出力できる
クオリティを確保するチェック
AEでコンポジットでの素材配置や2Dスライドを組み合わせ、演出意図に沿う画へ近づけている。
アニメらしいデフォルメ