mental rayに変わるレンダラとして、Redshiftの検証記事が公開されています。
https://cgworld.jp/feature/201911-255gineiden.html
メインのレンダラとしてmental rayとPSOFT Pencil+が使われていた。しかし、3ds Max 2018以降でmental rayが廃止されたことを受け、今後I.G3Dで使用する次期レンダラを選定する必要に迫られることになった。候補として挙がったのは、V-Ray、Arnold、Unreal Engine、Redshiftの4つ。4つのレンダラ候補から選ばれたRedshiftの驚異的な速度。
レンダリング時間とレンダリング結果と検証
左から「Redshift 約0:33」「mental ray 約5:00」「V-Ray 約1:30」
レンダリングPCの構成
AOV
mental rayで出力したAO
Redshiftでテスト出力したAO
Redshiftで出力したAO(調整後)
mental rayとRedshiftの設定
パラメータも同様の箇所が多く、こうしたツールを使ってきたアーティストであれば、すぐに馴染めるとのこと。
Redshiftによる画づくり
Pencil+で出力したカラーとライン素材。このセル調の素材をベースとして、Redshiftから出力した各種AOV素材を重ねていく。
Redshiftで出力した素材
光の表現の向上
mental rayで出力した間接照明パス
Redshiftで出力した間接照明パス
Alembicを用いたエフェクトのレンダリング
Alembic経由で水面素材をHoudiniから3ds Maxへ読み込み、その後Redshiftで水面や反射のレンダリングを行なっている。