modoのFBXのメディア埋め込みについて書いてみます。
modo 15.1v2から「初期設定」のFBX入出力に「メディアを埋め込み」が追加されました。これはシェーダーツリーで使用しているテクスチャ画像をFBX内に保存するためのオプションです。
.lxo内に保存される画像パスに絶対パスや相対パスが混在してしまい、他の人にデータを渡したときにリンク切れが発生することがあります。「メディアを埋め込み」を使用するとFBXファイル内に画像を保存しているので、他の環境でファイルを開いても画像のリンク切れを気にしなくてよくなります。
「メディアを埋め込み」を使用する場合は、画像パスに日本語文字が含まれていると正しく出力できないので注意が必要です。
メディアの埋め込みした場合は、画像が含まれているためFBXファイルの容量が大きくなります。
メディアを含むFBXファイルを開くと、.lxoファイルと同じディレクトリに「FBXファイル名.fbm」フォルダが作成されて画像が保存されます。
画像を編集する場合はメディアの埋め込みしない方がFBXファイルの容量が小さく取り回しが便利なのですが、とりあえずFBXファイル単体でデータを完結したい場合には便利なオプションです。
データを渡す時に助かりました。
ありがとうございました m(_ _)m
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