Windowsで使用されるアプリケーションアイコンの画像サイズに関するメモです。
Windowsではデスクトップやエクスプローラーなどでアイコン画像が表示されます。アイコン画像に使用される「.ico」ファイルには解像度の異なる複数の画像が格納されていて、エクスプローラーの設定に応じて適切なサイズの画像を表示します。
Windowsで必要なアイコンの画像サイズ
.icoファイル作成時に必要な画像サイズは以下の14枚です。
* マークの5枚は最低限あった方がよいサイズで、それ以外のサイズはディスプレイの表示スケールとの組み合わせで使われます。
- 16 x 16 *
- 24 x 24 *
- 32 x 32 *
- 48 x 48 *
- 256 x 256 *
- 20 x 20
- 30 x 30
- 36 x 36
- 40 x 40
- 60 x 60
- 64 x 64
- 72 x 72
- 80 x 80
- 96 x 96
このアイコンファイルには以下の14枚の画像が含まれています。
表示スケールによって使用されるアイコンサイズが変わります。ただし、表示スケールの変更が即時適応されるわけでなく、Windows ログイン時の表示スケールが使用されるようでした。
エクスプローラーでアイコンサイズの切り替え確認
エクスプローラーの表示を切り替えて.icoファイルの表示画像が変わるのを確認した。
表示スケール100%
16、32、48、256の画像が使用される。
表示スケール 125%
20、40、60、256の画像が使用される。
表示スケール 150%
24、48、72、256の画像が使用される。
いまどきのグラフィックソフトならサイズの異なる画像を一括出力するのはそんなに手間ではないので、とりあえず全サイズを.icoファイルに入れておけば様々なディスプレイ環境に対応できるのでよさそうです。