参考資料

映画『雨を告げる漂流団地』で3ds MaxとBlenderを活用。長編アニメ企画を決定づけた石田監督のイメージボードも公開!

映画『雨を告げる漂流団地』のメイキング記事が公開されています。

https://cgworld.jp/article/hyoryu-danchi2303.html

 


漂流する団地や海などを3DCGで表現

これまではアタリやカメラワークのために3DCGを利用することが多かったコロリド作品だが、本作では団地や海といったメインの舞台に、フィニッシュまでもっていける高水準の3DCGが求められた。

 

作品テーマから導き出した静穏で豊かな色彩演出

プリプロはまず脚本づくりから始まる。およそ1年半の時間をかけ、じっくりと物語を紡いでいった。

ある程度脚本が見えてきたら、通称「ミニコンテ」と呼ばれるラフなコンテ制作に進む。この段階で、作品全体のコンテをひと通り描ききってしまう。コンテにより作品の全体像を把握できたところで、次はその中から画づくりとして重要な約40カットを選抜、美術監督の稲葉邦彦氏と共にカラースクリプトを作成する。

 

イメージボードとカラースクリプト。

 

クオリティを追求した団地の3DCGモデル制作

約3ヶ月の期間をかけ、じっくりとクオリティを追求した精密な団地の3DCGモデルは、レイアウト用モデルとしても大活躍。

 

団地外観のモデリングと美術設定。

 

つくり込みにこだわった室内モデル。実際の団地に寄せる部分、あえて現実離れさせる部分とのラインを探りながら作業を行なった。

 

美術を活かすためのカメラマップ。画像はカメラマップの例。カットごとに専用の美術素材を用意して貼り込む。なお、本作に参加したチップチューンのCGアーティストは全8名、主な使用ツールは3ds Max、tyFlow、After Effects。

 

エネルギッシュでリアルなうねる海面の表現

海面は基本的に3ds Maxの標準機能で制作している。板ポリゴンにディスプレイスメントマップを適用し、波の動きを表現。水飛沫はtyFlowを使って板ポリの動きを拾い、波が高くなるタイミングで自動的に発生するように設定した。

 

複雑な動きを見せる海面の表現。板ポリゴンに複数のディスプレイスメントをかけ、複雑な海の動きを再現。緑色の粒子はtyFlowによる水飛沫。

 

海ほたるのような光のエフェクト。

 

作画のアタリをベースに描いたダイナミックでリアルな荒波。

板ポリにディスプレイスメント、FFD(などのデフォーマを適用し、波が高低する様子を表現している。

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