Netflixシリーズ「鬼武者」のメイキング記事が公開されています。
https://cgworld.jp/article/304-hs2-onimusha.html
CGで描かれる爽快剣戟アクションアニメ
本作はLightWaveをメインツールに制作されたCGアニメとなるが、セル調のルックとアニメーションの追求が制作の命題とされたという。
プロットとプリプロダクション
本格歴史アクションを実現するための座組み。第1話冒頭のシーンでは実写撮影されたカットをCG化することで指針が示された。
第1話冒頭のシーンでは、三池監督による殺陣演出を実写で撮り、そこからCGアニメーションのカットが作成された。
キム・ジョンギ氏が描いたデザイン画。
キャラクター&アニメーション制作
三船敏郎のCG化とこだわりの手付けモーション。武蔵は、『用心棒』『椿三十郎』における三船敏郎をモデルとしています。デザインや造形はもちろんのこと、三船敏郎らしい動き・芝居も作品に登場させることを目指しました。
武蔵の3Dモデルとキャラクターリグ。
キャラクターのセットアップはFKでの制御を基本としている。FKを採用することでカットによってはデザイナーが補助骨やコントローラを追加し、リグ自体をアップデートできる体制を採っていた。
武蔵の3Dモデルとキャラクターリグ。本作では着物特有の動きを実現できるセットアップが求められた。
徹底追求された表情芝居。重要視されたのが左右非対称であること。
手付けによる細やかなアニメーション。
セル調ルックへのこだわり
汚しや影のディテールを追求したルックデヴ。制作の命題として掲げられたのが、セル調ルックの追求。セルらしい表現の中でどれだけ盛れるか、情報量を上げられるか。質感、影(陰影)のそれぞれで工夫が凝らされた。
特効によるルックの表現力アップ。
特効を含め、本作のルックをつくり上げる15種類。
陰影・ラインの処理。
表情の味付け処理。