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3ds Max 2025.1 リリース

3ds Max 2025.1がリリースされました。

https://help.autodesk.com/view/3DSMAX/2025/JPN/?guid=GUID-584026C2-5EAA-4F03-B676-0A4D0C2372AA

 

モディファイヤの改善

[配列]モディファイヤの改善点

  • 処理の高速化:以前よりも最大で 250% 高速になりました。
  • 乱数シード: 乱数シードをアニメートすることで、コントローラを割り当てたり、ワイヤ パラメータで使用することができます。シードには、コピーして貼り付けることができるコントローラを割り当てることができます。

 

[ブール演算]モディファイヤの改善点

  • ボクセル サイズ
    • [ボクセル サイズ]スピナーの矢印を使用するときに、値が 0.1 単位で調整されるようになりました。
    • スピナーの移動やドラッグを停止すると、操作の結果が自動的に更新されるようになりました。
    • [ボクセル サイズ]の設定値が非常に小さい場合は、この値が低すぎることを示す警告が表示され、操作を続行するか、中止することができます。
  • 新しい[ESC]メカニズムが[ブール演算]モディファイヤに追加され、処理を中断できるようになりました。
    注: この中止は即時に行われず、OpenVDB での CPU とRAM の使用率によっては遅延が発生することがあります。

 

[ペイント ウェイト]の改善

新しいパラメータが含まれており、[Shift]+[Alt]キーを使用してボーンにスキン ウェイトをブラシで適用する場合に、ペイントの強さを適切にコントロールできます。

 

乱流カラー ノイズ

位置をわずかにディスプレイスメントする処理を繰り返して乱気流をエミュレートする新しい OS Lシェーダです。
このシェーダを使用すると、組み込みの虹色エフェクトを制御して油膜などを作成できますが、浮動小数点数を出力して他のカスタム ランプを制御することもできます。

 

Arnold for Maya 5.4.1.2

Intel Open Image Denoise (OIDN) を使用した既定のノイズ除去

新しいシーンに Intel Open Image Denoiserイメージャが既定で追加されるようになりました。

Arnold RenderView の更新

  • Arnold RenderView (ARV)には、新しいスナップショット機能やその他の改善点が含まれています。

 

Arnold RenderView のドッキング可能化

Arnold RenderView ウィンドウ(ARV)は既定でドッキング可能になり、他のドッキング可能なウィンドウの動作に従うようになりました。

 

その他の機能強化

  • Intel Open Image Denoise をバージョン 2.2.2 に更新
  • Optix デノイザーがプログレッシブな負の AA パスで動作
  • OCIO 環境変数の動作が 3ds Max のカラー管理設定に準拠
  • カスタム イメージを使用する機能
  • MaterialX ノードの定義
  • プロシージャル ビューポート API でのカーブ
  • コアのメタデータのサポート

 

USD の機能強化

  • カスタム プロシージャルのライト リンク
  • ツールチップの改善点
  • イメージャ ノードのサポート
  • ArnoldOptions の UsdRenderSettings としての書き出し
  • ポイントの速度モーション ブラー
  • 透過レイ深度の既定の設定を改善

 

API の変更点

イメージャにパブリック API を使用できるようになりました。これにより、Arnold のカスタム イメージャとサードパーティのイメージャのサポートが追加されました。

 

Substance 3.0.0

オープンソースの新しい Substance 3D Connector テクノロジが導入されています。
Substance 3D Connector を使用すると、Substance 3D Sampler から 3ds Max にシェーダを転送するための送信先ワークフローを実行できます。

 

その他の改良点

カラー管理

OCIO ベースのカラー管理に対する改善点がいくつかあります。

  • [シーン]の切り替えがアクティブな場合、[カラー セレクタ]ダイアログ ボックスの[色相]/[ブラックネス]ボックスおよび[ホワイトネス]スライダがレンダリング スペースに表示されます。
  • [ファイル] > [リセット]を実行すると、maxstart.max ファイルのカラー管理の設定が反映されます。
  • カスタム オブジェクト カラーを表示するときに彩度が低下することはなくなりました。
  • CurrentDefault.ini ファイルの[ColorPicker]セクションで、色域外のしきい値と強度および[カラー セレクタ]ダイアログ ボックスの他の警告をコントロールできます。
  • IDisplayGamma インタフェースは廃止されており、ColorPipelineMgr インタフェースが使用されています。セッション内で IDisplayGamma を初めて使用すると、将来の互換性のために置き換える必要があることを示す警告がログに記録されます。

 

[スキン]モディファイヤ マクロの例

[スキン]モディファイヤで MAXScript がサポートされるようになったため、バインドされたホットキーを使用して、ペイント モードとボーン選択の識別やこれらの間の切り替えを簡単に行えるようになりました。

 

Python 3.11.8

3ds Max 2025.1 は、多くのセキュリティ修正が適用された Python 3.11.8 に更新されました。

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