参考資料

オープンソースのAI画像アップスケーラー「Upscayl」

オープンソースのAI画像アップスケーラー「Upscayl」1.5.0が公開されたようです。1.5.0では写真に強いRealSRが統合されてるようです。また、アップスケールを2重に適用して16倍にできるオプションが追加されたようです。品質は大丈夫なのかな。

https://github.com/upscayl/upscayl

 

Upscayl v1.5

  • memeフォルダに一括アップスケールモードを追加しました
  • 新しいデザイン
  • 新しいロゴ
  • Double Upscayl オプション。アップスケールを2重に実行できます
  • 新しい REALSR の統合。画像をシャープできます
  • バグフィックス

 

比較

中解像度の画像 ( 300 ~ 400 ピクセル)

 

ロードマップ

  • 映像のアップスケーリング対応
  • より多くのモデル
  • 全世界でFOSSを使えるようにする

 

FAQ

Upscaylの仕組みは?

UpscaylはAIモデルを使って細部を推測し、あなたの画像を向上させます。Real-ESRGAN(将来的にはもっと増える予定)モデルを用いてこれを実現します。

CLIはありますか?

CLIツールはreal-esrgan-ncnn-vulkanと呼ばれ、Real-ESRGANのリポジトリで公開されています。

GPUは必要ですか?

はい、残念ながら。NCNN VulkanはVulkanと互換性のあるGPUを必要とします。アップスケイルはiGPUやCPUでは動きません。

どうすれば貢献できますか?

より多くのNCNN互換モデルを寄付したり、PRを提出することでコードを修正することができます 🙂

完全なオープンソースではないのですか?

我々は完全にフリーでオープンソースの技術を使用しています。バイナリを同梱していますが、それは、バイナリを同梱しないとプロジェクトの目的をすべて失ってしまうからです。もしPyTorch、NCNN、Pythonのエラーに対処したいのであれば、Real-ESRGANが提供するコードを使って、あなた自身のバイナリをコンパイルすることを歓迎します。バイナリは便宜上プリコンパイルされていますが、それを信用しないのであれば、自分でコンパイルしてもかまいません、ここでは全てがフリーでオープンソースですから 🙂

UpscaylはReal-ESRGAN-ncnn-vulkanバイナリを使って画像のアップスケールを行います。より多くのモデルとアルゴリズムがまもなく登場する予定です。

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