V-Ray Next for Mayaがリリースされたようです。GPU版もだいぶ完成度あがってそう。
新機能
アダプティブ・ドームライト
もはやポータルライトは不要です。V-Ray Next の新しいアダプティブ・ドームライトは自動的にシーンを分析し、よりノイズの少ない「屋内の」イメージベース・ライティング照明を提供します。
高速IPR
IPR(インタラクティブレンダリング)を再設計し、快適なフィードバックを提供します。
IPR中の高速デノイズ
ビューポートでインタラクティブレンダリング利用中に、ほぼリアルタイムでデノイズを適用できます。(NVIDIA社 AI denoiserを使用)
デバッグシェーディング/選択オブジェクトのみ表示
インタラクティブレンダリング中に、作業中のテクスチャー/マテリアル、オブジェクトのみ表示する事ができます。エラー解析用の表示(AO,法線、UV、ワイヤー)もメニューで切り替えて表示できます。
ビューポートIPRでプレイブラスト
ビューポートIPRを使って、非常に高速にプレビューアニメーションをレンダリングできます。高品位なプレビズアニメーションが短時間で得られます。
刷新された GPU レンダリング・コア
新しいアーキテクチャーに刷新されたV-Ray GPUコアはより強靭になりました。多くの重要なV-Ray機能をGPUでサポートした事で、実際のプロダクション・シーンをGPUでレンダリングする事ができます。
GPU ボリュームレンダリング
V-Ray GPUでフォグ、煙、炎などのボリューメトリック効果のレンダリングに対応。V-RayVolumeGridのサポートする OpenVDB, Field3D, Phoenix FDのキャッシュをGPUで高速レンダリングできます。
GPU バケットレンダリング
GPUレンダリングで「バケット型」のレンダリングをサポート。これにより Cryptomatte エレメントの出力もサポートします。
フィジカル・ヘアーシェーダー
新しいV-Rayフィジカルなを使用して、より良いハイライト、照明の分布でヘアーを表現できます。メラニン色素コントロールを使用すると、ブロンドからブルネット、赤毛まで、あらゆる髪の色を簡単に表現できます。
METALNESSパラメーター
"Metalness"による反射コントールに対応。リアルタイム系と同じ物理シェーダー用テクスチャーをV-Rayマテリアルでも利用いただけます。
新しいトゥーンシェーダー
簡単にアニメ調のスタイルでレンダリングを行うトゥーンシェーダーと、より高度なライン制御ができるように改良されたVRayToonを搭載
V-Ray Layered Texture
レイヤー毎のブレンドモード、レイヤーマスクに対応した新しいレイヤーテクスチャーを提供
レイヤー化 Alembic に対応
レイヤー構造を持つ Alembic 1.7 フォーマットをサポート - Alembicデータのより迅速かつ効率的な処理と更新を可能にします。
V-Ray Cloud
Maya上から1クリックで直接V-Ray Cloudサーバーにジョブを送信できます。