modo 14.2では14.1に引き続きプロシージャルウェイトマップが強化されました。
- Flood Weight
- Grow Weight
- Jitter Weight
- Remap Weight
なかでもFlood WeightとGrow Weightが面白いので簡単に紹介してみます。
Flood Weight
Flood Weightはポリゴンアイランド単位でウェイト値を最大または最小値で塗りつぶすノードです。
下の画像では等高線状にポリゴンを分割して、テクスチャ使ってSet WeightしたものをFlood Weightで塗りつぶした物です。Flood WeightがOFFの場合はノイズテクスチャの濃淡でウェイトが設定されてますが、Flood Weightを使うと繋がったポリゴン単位で同じウェイト値が設定されます。
Gradientで地形っぽい色を設定すると山岳立体模型キットみたいな感じになります。
Grow Weight
Grow Weightはウェイトマップを成長させる定番のノードです。境界マップを使うとウェイトの成長を止めることができるのが面白いですね。
ウェイトマップはウェイトマップテクスチャと組み合わせて質感を設定できるので、指先から質感が変わるアニメーションやエフェクトのような効果が手軽に作れるようになりました。
古いバージョンもTransfer Vertex Mapや選択モディファイヤを使うとウェイトマップをアニメーションすることができましたが、Grow Weightの方がカーブを使用してなめらかなグラデーション状のウェイトマップを作ることができて便利です。
後はウェイトマップとシミュレーションとの連携が簡単になれば完璧ですね。
cool