サブディビジョンサーフェスを使用したエッジの処理によってスムージングにアーティファクトが出るという話を見かけたので、modoで検証してみました。三角ポリゴンを使用するとスムージングアーティファクトが目立たなくなるようです。
■ サンプルファイル
サブディビジョンサーフェスを使用してハードサーフェスモデルを作成するとき、モデルにRをつける場合があります。このときRのエッジをどのように処理するかによって、スムージングアーティファクトの発生のしかたが異なります。
多角形ポリゴン
多角形はレンダリング時に自動的に3角ポリに分割されるので、スムージングアーティファクトが発生します。
四角ポリゴン
サブディビジョンを使用する場合、四角ポリゴンを使用すると曲面が綺麗に細分割されます。ハードサーフェスでも四角ポリゴンにした方がいいと思ってましたが、スムージングアーティファクトが発生するようです。
三角ポリゴン
サブディビジョンを使用する場合は三角ポリゴンは使用を避けがちですが、このようなRを処理する場合には三角ポリゴンを使用するのがよさそうです。スムージングアーティファクトがもっとも目立ちにくくなります。
「サブディビジョンレベル」を上げるとポリゴンが分割され相対的にスムージングアーティファクトが目立たなくなりますが、「サブディビジョンレベル」を低い値で使用する場合はR部分のエッジの処理を注意した方がよさそうです