Maya 2026.3がリリースされました。Maxではだいぶ昔から搭載されていますが、ダイナミック ジオメトリ アトリビュートが便利そうです。
Maxと違ってダウンロードしたアップデータの展開フォルダ名やインストーラー画面に2026.3のマイナーバージョン表記が一切無いので、正しいファイルをダウンロードしたかわからなくて面倒ですね。Setup.exeと同じディレクトリにあるsetup.xml内の <DisplayName>Maya 2026.3 Updateを確認して正しいファイルか確認してますが、バグなのかユーザビリティ気にしないのか…Mayaだから判断不能です。
https://help.autodesk.com/view/MAYAUL/2026/JPN/?guid=GUID-E30563A9-74A3-4E4B-A955-CDDD25A562FD
コンテキストでアニメートの更新
カット スライダに新しいインタラクティブ デモが追加され、関連付けられた Flow Production Tracking プロジェクトがなくても、コンテキストでアニメートの Flow 連携機能をサンプリングできるようになりました。これを使用して、ショットベースのプロダクションで使用できる Flow 対応のすべての機能を試すことができます。

グラフ エディタのチャネル セット
チャネル セットを活用するとアニメータは色分けされたアニメーション チャネルのカスタム コレクションを作成でき、Maya グラフ エディタを効果的に利用できます。

ダイナミック ジオメトリ アトリビュート
ダイナミック ジオメトリ アトリビュートはテクニカル アーティストに高度な頂点単位の分析ツールを提供します。これにより、キャラクタのデフォメーション品質を向上させ、アニメートされたしわなどのプロシージャル エフェクトを作成したり、リグの問題領域を簡単に特定したりできます。
dgaTension ノード
dgaTension ノードは入力ジオメトリと参照ジオメトリを比較することにより、表面張力を測定します。
dgaDelta ノード
dgaDelta ノードは、2 つのメッシュ状態間の位置および法線の差を計算し、各頂点の正確なデルタ情報を提供します。
dgaVisualizer ノード
dgaVisualizer ノードは、カスタマイズ可能なカラー マッピングにより、ダイナミック ジオメトリ アトリビュート データをリアルタイムで視覚的にフィードバックします。
dgaToArray ノード
dgaToArray ノードは、複合ウェイト リスト データを、レンダリング ワークフロー用に Arnold と互換性のある doubleArray 形式に変換します。

カメラ シーケンサの更新
カメラ シーケンサに、すべてのショット作成方法を 1 つのインテリジェントなツールバー ボタンに統合する永続的なツール グループが搭載されました。これにより、好みのワークフローが自動的に記憶され、それに応じてインターフェイスが調整されます。

LookdevX for Maya の新機能
LookdevX 1.10.0 for Maya のカラー管理とジェネレーティブ テクスチャ API が改善され、ドキュメントも強化されました。
- カラー管理の向上
- ジェネレーティブ テクスチャ API の改善
- ドキュメントの改善
- LookdevX API の改善
- MaterialX の参照マテリアルのサポート

USD for Maya 0.34
アセットのロードが合理化され、プロジェクトの移植性が向上しました。
- アセット リゾルバ
- レイヤ コンテンツ ビュー
- USD インポータでの左手メッシュのサポートの改善
- USD インポータの新しいオプション
- ライティングの強化
- 新しいアイコン
- Class プリミティブの作成機能
- デフォルト タイプとしての平面プリミティブのサポート
- 既定のマテリアル書き出しターゲットとしての MaterialX

Bifrost 2.15.0.0
リジッド ボディ ダイナミクス シミュレーションの初期リリースが導入され、破砕やブール演算のモデリング操作など、多くの改善が加えられています。
- Maya のビューポートでベクトル値およびトランスフォーム値を直接設定するためのポート マニピュレータ。
- 新しい可変 FK、エイム、脊椎、脚のモジュール、さらに複雑なリグにモジュールを結合する方法を示す二足歩行グラフなど、プロシージャル リギングに多くの改善が加えられました。
- Maya アニメーション カーブとグラフを FCurves としてインポート、エクスポートする機能。
- コンパウンドを更新されたバージョンに自動的に移行する機能、およびコンパウンドのロードとパブリッシュに関するその他の多くの改善。

その他の新機能
フ エディタのピン
グラフ エディタの新しい表示 > ピンを表示メニュー項目を使用すると、ピンの表示/非表示を切り替えることができます。
MotionMaker ジェネレータのコンテキスト メニュー
MotionMaker エディタでジェネレータを右クリックしてキャラクタ キー操作のコンテキスト メニューにアクセスできます。
ダイナミック ジオメトリ アトリビュートのサンプル
ファイル アニメーション > ダイナミック ジオメトリ アトリビュートのコンテンツ ブラウザに、新しいサンプル ファイルが追加されました。
Autodesk Flow 0.11.0
Maya 2026.3 には Flow 0.11.0 が含まれており、Flow デスクトップ サービスがインストールされます。
Arnold for Maya 5.5.4
グローバル ライト サンプリングを使用したレンダリングの高速化
グローバル ライト サンプリングを使用したシーンのテストは、最大 2.5 倍高速にレンダリングされました。次の数値は、同じノイズ レンダーのものです。

GPU レンダリングにおける光沢のあるマテリアルの Global Light Sampling (GLS)の改善
GPU レンダリング(Arnold 7.3.7.0 以降の CPU レンダリングと同様)は、サンプリング時にマテリアルの光沢を考慮するようになりました。

GPU でのボリューム レンダリングの高速化
ボリュームを含むシーンは、最大 3.3 倍高速にレンダリングされます。OpenPBR のマテリアルを含むシーンは、最大 1.2 倍高速にレンダリングされます。
インスタンス化された球体 - 1.18 倍高速

Byc cloud - 3.3 倍高速

夕焼けの雲 - 1.76 倍高速

推論イメージャ
推論イメージャは ONNX フレームワークを使用して、イメージからイメージへの機械学習モデルで推論を実行できます。

OpenPBR の薄壁サブサーフェスの改善
インスタンサにライトが含まれている場合、instance_inherit_xfo rm が有効な場合はローカル マトリックスが考慮されるようになりました。
以前の動作

7.4.3

OpenPBR のエネルギー保存メタル
OpenPBR のメタル ローブがエネルギー保存に対応するようになり、ファーネス テストに合格しました。
以前の動作

7.4.3

HTML レポートの改善
Arnold レンダリング レポートで統計情報の並べ替えがサポートされ、最終レンダリングの統計情報のみが表示されるようになり、グラフとテーブルのサイズ変更のスタイルが改善されました。

レンダリングによって自動的に出力ディレクトリが作成
kick や DCC のコマンドライン プロセスなどでレンダリングするたびに、出力フォルダが存在しない場合は、Arnold の出力ドライバが出力フォルダを自動的に作成します。
イメージャの最適化
イメージャ フレームバッファ管理が改善され、イメージャ チェーン間のオーバーヘッドが低減されるようになりました。
インタラクティブ性の向上
インタラクティブ レンダリングのパフォーマンスが向上しました。特に、カメラを移動したり、ライティングを変更したりした場合のパフォーマンスが向上しています。
サポート対象の GPU が見つからない場合の CPU フォールバック
サポート対象の GPU が存在しない場合、Arnold は render_device_fallback オプションの値に従って CPU レンダリングにフォールバックします。
1 対 1 のパス マッピング ルール
Arnold のパスマップ ファイルで 1 対 1 のマッピング ルールがサポートされるようになり、特定のパス参照を簡単に置き換えられるようになりました。
ick の出力ディレクトリをオーバーライドする
kick コマンドに、新しい引数 -od が追加され、出力ディレクトリ パスを指定できるようになりました。
OpenColorIO のエイリアス
srgb_texture などの OCIO のエイリアスを入力カラー スペースとして使用できるようになりました。
MaterialX 1.39.3
MaterialX のバージョンが 1.38.10 から 1.39.3 にアップグレードされました。
USD の機能強化
- DomeLight のテクスチャ、カラー、温度の組み合わせ
- ポイントのボリューム シェーダ
- 統計情報の上書きモード
- プロシージャルにおけるタイムラインの移動の最適化
- USD 25.05: Arnold USD で USD 25.05 が使用されるようになりました
API の変更点
- バッチ モードでノードが削除された場合の警告出力
- AiStatsSetMode() および AiStatsGetMode() の廃止
- AtGPUCachePopulateCallback、AtGPUCachePopulateMode の削除
互換性のない変更
- 出力フォルダ作成の自動化
- プロシージャル内のライトの可視性
- options.gpu_max_texture_resolution パラメータの削除
- -statsfile を使用した統計情報の追加機能の削除
- Stats Mode を削除
