FBXファイルで複数の頂点カラー読み込みと、出力について書いてみます。
FBXは様々なジオメトリ情報に対応したファイルフォーマットで、1オブジェクトに複数の頂点カラーを設定したデータの入出力に対応しています。しかし、3Dソフトによって読み込みに制限がある場合があるようなので調べてみました。
modo 16.1
modoはFBXファイルに複数の頂点カラーの読み込み、出力に対応しています。
modo⇔Maya間は頂点カラーのやり取りで問題はありません。
Maya 2026
MayaはFBXファイルに複数の頂点カラーの読み込み、出力に対応しています。
Maya⇔modo間は頂点カラーのやり取りで問題はありません。
3dsMax 2026
Maxは頂点カラーの扱いがやや特殊です。
Maxで出力した複数の頂点カラーはMaxでは読み込めます。しかし、modoやMayaでは読み込めません。
modoやMayaで出力した複数の頂点カラーを読み込むことは可能です。
Maxは「頂点カラー」が1つ固定で、それ以外は「マップチャンネル」に格納という少し変わった仕様になっています。
この「頂点カラー」の「マップチャンネル」の読み込みにmodoやMayaは対応していないので、FBXをインポートしても「頂点カラー」しか読み込まれません。
頂点ペイントモディファイヤを複数追加すれば出力できるかなと試しましたが、出力されるのは「頂点カラー」1つだけでした。
ちなみMax⇔Maxの場合、「頂点カラー」「頂点アルファ」「マップチャンネル」は入出力可能でしたが、「頂点イルミネーション」は欠落する気がしました。
MaxからmodoやMayaに頂点カラーを出力する場合は頂点ペインツールの「単一のレイヤに集約」を使用して、「頂点カラー」に結合する必要があります。ただ「単一のレイヤに集約」が上手く動かない場合が多く、Max初回起動時は動くけど、2回目は上手く動作しない気がしました。
十年以上前からMaxで複数の頂点カラー出力が上手く行かないなと思っていましたが、最新版のMaxでも互換性がないようですね。今回Max⇔Max間は「マップチャンネル」が読み込めているのに気がついたので、データ自体はFBX内に含まれているようです。同じ会社の製品ならMayaでも読み込めて欲しいですね。






