アニメ『ULTRAMAN』シーズン2のメイキング記事が公開されています。
https://cgworld.jp/article/202304-cgw289-ultraman2.html
ウルトラマン愛にあふれた多彩なアクションカット
モーションキャプチャの持ち味を活かすアクションをしっかりと見せて、エンターテインメント作品としての側面を強く押し出す方針が採られている。
カット制作のながれ
格闘技やカンフーを取り入れたキャラクターの個性が光るアクションシーン
各ウルトラマンのアクションはキャラクターに合わせて動き方を変えている。
ダンスで沸かせるエンディングムービー
レイアウターが個性豊かにカット制作
培ったノウハウを活かしシンプルかつ効率的に制作
最も大きな変化がレンダラの変更である。前シーズン当時は発表されていなかったPencil+ for Mayaを本シーズンの制作に導入したことを契機に、メインのレンダラをV-Rayに変更。
ウルトラスーツの硬質感を表現するセットアップ
各部が変形したときでも彫り込み線の形状を保つようにしたり、アーマーや付属パーツの形状、体積が同じ印象になるように意識しました
FACSベースのフェイシャル
枠内のコントローラがモーフ、顔周辺のコントローラがジョイントによる制御。モーフターゲットとジョイントによるオフセットで表情を作成する。前シーズンとの大きなちがいはモーフターゲット。喜怒哀楽のキメ顔をベースとしていたところを、リアル寄りのフェイシャル表現を行いたいという要望を受けてFACS(Facial Action Coding System)ベースに変更した。このおかげで豊かな表情を付けやすくなったという
演出を優先したライティング
シンプルかつ効果的なコンポジット
ハイライトをRegionMaskで取り出してキーライトに
コンポジットチームによるBGエフェクト