アニメクリエイターとアーティストのコラボによる5つの完全新作ショートアニメが公開されています。
アニメ
崩壊3rd公式ショートアニメ「卒業旅行」
キャラの顔の影が綺麗に制御されてますね。
ANIME ROCK, PAPER, SCISSORS
AIのImg2Img使用して実写をアニメ風に変換したショートフィルムが公開されています。チラつきを軽減するためにDaVinci ResolveのDeflickerを使用している。背景はアンリアルエンジン。アニメのバンパイアハンターを学習ソースに使用しているということで炎上気味です。
The Boy, the Mole, the Fox and the Horse — Official Trailer
絵の具のにじみやインク風の質感があるアニメーション、雰囲気がいいですね。
しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~
映画「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」のトレイラーが公開されています。ちゃんとアニメっぽいキャラと動きが両立してていい雰囲気ですね。
背景に画像生成AIを使用した短編アニメ 「犬と少年」
全カットの背景にAI生成画像を使用した短編アニメ 「犬と少年」のインタビュー記事が公開されています。
背景にAIを使用していることを知ってて見たせいか、ぱっと見いい感じだけど背景の描き込みに目が引っぱられたりレイアウトが弱いと感じました。でもインタビュー見ると手描きのレイアウトそのままな背景で、手描きで修正してるみたいですね。
https://www.businessinsider.jp/post-265291
- 人が足りていないので新しい制作方法を模索しなくてはいけない。技術的なテストとして短編のアニメ作品をつくることになった。
- プロジェクトのためだけに「オリジナルのAI」を開発した。
- 開発はマイクロソフトからスピンアウトしたAI企業rinna社。
- OpenAIが公開したDALL-Eなどと同じTransformerベースの画像生成AI。
- ネットで収集された権利関係が明確でない学習ソースを使うのはリスクがあるため、Production I.Gが手がけた「ネットフリックス・オリジナル作品」の背景美術をAI学習に使用。
- AI絵をそのまま採用しているものはほとんどない。9割手間が削減できたところもあれば、1割しか使えなかったところもある。
- AIで40~50%省力化できた。浮いた50%時間を使って手のかかるところの質を上げることに使えた。
東映アニメーション デジタルタイムシート 動画マニュアル
東映アニメーション デジタルタイムシートの動画マニュアルが公開されました。
https://www.clipstudio.net/ja/dl/toeianimation/
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/series/125
ハリコミ専用ソフト「IwaWarper」リリース
アニメで使用されるハリコミ専用ソフト「IwaWarper」リリースされました。修正BSDライセンスで公開されています。
ジブリで貼り込み作業に使われてる貼り込み特化ソフトらしいです。
https://opentoonz.github.io/download/iwawarper.html
https://github.com/opentoonz/iwawarper
概要
アニメーション制作工程の中で、美術や特効で描かれた模様、汚れ、質感を作画の輪郭に合わせてゆがめ、動かす技法を「ハリコミ」と呼びます。
(ハリコミ以外にも、ハメコミ、オッカケ、2D変形などと呼ばれることもあるようです)
IwaWarperは、ハリコミのための専用ソフトウェアです。
寻光 - bilibili
アニメーションを夢見る若者を応援するコンセプトショートフィルムだそうです。構成もいいですね。
実物大νガンダム立像 壁面演出特別映像 先行PV
コメント見るとCGに肯定的な意見が目立ちますね。
TVアニメ『エスタブライフ グレイトエスケープ』が「PPixel」を制作に初の全面導入
TVアニメ『エスタブライフ グレイトエスケープ』で「PPixel」を全面導入だそうです。従来のソフトウェアでは難しかった手描きのように強弱をつけた線が表現できるらしい。
線が両側に太くなってるのでポストエフェクトベースのラインでしょうか。前髪と後ろ髪の境目のラインや、頭飾りと髪の隙間のラインがよれてるのを見ると、AOやマップで線の太さ制御してる感じですかね。
https://www.ppi.co.jp/news_release/ppipr20220217/
株式会社ポリゴン・ピクチュアズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:塩田周三)は、TVアニメ『エスタブライフ グレイトエスケープ』を、自社開発のレンダリングソフトウェア「PPixel(ピクセル)」を初めて全面的に導入し、制作したことを発表いたします。
PPixelは、近年多様化する映像表現において独自性のあるルックやスタイル表現の実現を目的に、当社が長年培ったアイデアやノウハウを組み込んで開発してきた、セルルックCG(※注1)スタイルをはじめとするNPR(ノンフォトリアリスティックレンダリング)表現に特化したレンダリングソフトウェアです。
今回、『エスタブライフ グレイトエスケープ』の全てのキャラクターとCG背景をPPixelにより作成しました。キャラクターを形作るラインを、従来のソフトウェアでは難しかった手描きのように強弱をつけた線で表現し、魅力的なキャラクターを完成させました。
また、前髪が透けて眉が見えるといった表現をまとまった一つのレイヤーでおこなえるため、作業の効率化も達成。さらに、高速な処理、レンダリング時間の短縮などにより、自由なカメラワークやダイナミックな動きといったCGアニメーションの利点はそのままに、ハイクオリティな映像を高い生産性で制作することが可能となりました。
なお、今後、当社が制作する他作品においても、それぞれの作品の個性に合わせ、PPixelの新機能の追加開発を迅速におこなえる点も大きな特徴となっています。
引き続き当社は、ハイエンドな映像制作のために、IT技術を効果的に映像制作に活用し、必要なソフトウェアを部分的に自社開発していくことで、独自のCG表現の進化、制作の効率化などを推進して参ります。
※注1:セルルックCGとは、3DCGをセル画(手描き)アニメーションのように表現する手法のことです。
A:従来のソフトウェアを使用したキャラクターのライン
B:PPixelを使用したキャラクターのライン
C: PPixelを使用したキャラクターのライン(ラインのみを表示)
単一なラインしか描画できなかった従来に比べ、PPixelではラインにメリハリつき、耳のような複雑な形状も違和感なく表現できている。
【PPixelについて】
PPixelはセルルックCGスタイルをはじめとするNPR表現に特化した自社開発のレンダリングソフトウェアです。本ソフトの開発・導入により、独自性の高い映像表現を作り出すとともに、既存の制作パイプラインシステムの融合、NPR表現にフォーカスすることによる処理の高速化、レンダリング時間の短縮などの効率化を実現しています。
PPixelの詳細については過去のプレスリリースをご覧ください。
このレンダラーは中国出身社員が開発し、その礎となるPPIShaderの開発を長年牽引して来たのはオーストリア出身社員だ。社内スタッフの約15%が外国出身で、10人規模の通翻訳チームがコミュニケーションを支援する。これにマレーシア、インド子会社を含めた多様性がポリゴンの一つの強みだと考えている。 https://t.co/ZELwXDIBuB
— Shuzo John Shiota 塩田周三 (@da_shooz) February 22, 2022
『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』メイキング記事
『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』メイキング記事が公開されています。
https://cgworld.jp/feature/202108-revuestarlight1.html
https://cgworld.jp/feature/202108-revuestarlight2.html
劇場オリジナルアニメーション「サイダーのように言葉が湧き上がる」メイキング
劇場オリジナルアニメーション「サイダーのように言葉が湧き上がる」のメイキング記事が公開されています。
「ゾンビランドサガ リベンジ」メイキング
「ゾンビランドサガ リベンジ」のメイキング記事が公開されています。
映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」メイキング
映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のメイキング記事が公開されています。